旧車オーナーの梅雨対策は「乗らない」

トヨタ スプリンタートレノ 1.6 GTV(1986年)
トヨタ スプリンタートレノ 1.6 GTV(1986年)全 4 枚

旧車買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車の梅雨対策に関するアンケートを実施。旧車乗りの半数以上が梅雨時期に運転頻度を減らしていることが明らかになった。

今年は例年により早く、近畿や東海はすでに梅雨入り。梅雨の間は湿度が高く、雨天の日が多くなるためクルマのメンテナンスが困難だったり保管方法に頭を抱える方も多い。そこで旧車王では梅雨時期の対策や運転頻度の変化について調査した。

●梅雨時期には乗らない

まず、梅雨時期は普段と比べ運転の頻度が減るかどうかを聞いてみたところ、半数以上の54.7%が「減る」と回答した。単純に雨で汚れることが嫌だと考える人もいるかもしれないが、防錆加工がしっかりした最近のクルマに比べ、旧車の場合は水捌けが悪く腐食や錆につながりやすいものあり注意が必要だ。また密閉性が弱く、車内が曇りやすいことで運転がしずらいという点もあるかもしれない。

●洗車回数も減る

次に梅雨時期の洗車頻度について聞いてみると、半数以上の57.7%が「減る」と回答した。梅雨は雨の日が多いため洗車の回数も減るということもあるが、梅雨時期は運転頻度を減らす人が多いことから洗車の回数が減ることが考えられる。

●旧車の梅雨の対策

最後に旧車の梅雨の対策として行なっているものを聞いてみたところ、1位が「車庫で駐車・ボディカバーをつける」(62票)。雨に当たらないよう保管することで愛車を守る人が多いようだ。2位は「ボディコーティング」(39票)。ボディコーティングを施すことで愛車をきれいに保つだけでなく、ボディにつくウォータースポットの予防にもなる。その他の回答には、「長距離を走らせてアンダーシャーシの乾燥を心掛けている」や「室内で温度・湿度を管理の上、雨天時は乗らない」、「ワックスをかける」などがあった。

《纐纈敏也@DAYS》

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