日本特殊陶業がニテラへ進化、幅広い分野での飛躍をアピール…人とくるまのテクノロジー展2023

日本特殊陶業ブース(人とくるまのテクノロジー展2023)
日本特殊陶業ブース(人とくるまのテクノロジー展2023)全 10 枚

日本特殊陶業は「人とクルマのテクノロジー展YOKOHAMA」において従来の基幹技術であるスパークブラグやセンサーなどに加えて、同社の持つ幅広い技術をあらためてアピールした。

日本特殊陶業は2022年に英文社名を従来の「NGK SPARK PLUG」から「Niterra(ニテラ)」へと変更した。この社名変更は同社はスパークプラグだけ扱う企業ではなく、より幅広い技術分野で活躍することをイメージしやすくするため。そんなニテラへの英文社名変更に合わせて、人とクルマのテクノロジー展YOKOHAMAでは、これまで同社の根幹をなしてきたスパークプラグや各種センサーといった技術分野に加えて、さまざまな技術や製品を持つことをアピールする展示となった。

その展示は、クルマにまつわるさまざまなジャンルに渡っている。そのひとつがすでに実用化されている「アイアクセル」だ。こちらは高齢者ドライバーで問題になったアクセルとブレーキの踏み間違いを防止する装置。すでに踏み間違い防止装置は各社がさまざまな構造の機器を発売中だが、同社のアイアクセルの特徴はアクセルとブレーキ部分に後付けできる“機械式”の踏み間違い防止装置という点にある。

仕組みとしてはアクセルを強く(10kgf以上の踏力)踏み込むと作動してアクセルの踏み込みが解除され、同時にブレーキが緩やかに掛かる構造になっている(実際にブレーキペダルを踏み込むのでストップランプも点灯する)。ブースにはデモ機も用意され実際にコクピットに座って実際にアクセル操作が行える環境が整えられていた。デモ機のコクピットに座ってアクセルを強く踏み込むと、パチンと作動音が鳴ったかと思うとアクセルが一瞬にして抜け、同時にブレーキペダルを緩やかに踏み込んでいるのが体感できた。これらの一連の動作をすべて機械式で行っているため、信頼性の高さも魅力のシステムとなっている。

《土田康弘》

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