トラック・バス運転席の視界確保を義務付け…こどもの見落とし事故を防止へ

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国土交通省は、バスやトラックの大型車の運転視界について、運転者席から直接視認できる視界量(体積)を一定以上確保できるように、運転者席を設計することを義務付ける。

こどもは身長が低いことから、特に車両の直前やその近辺ではドライバーから見えづらく見落とされるリスクが高まる。国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で、このような見落としによる事故を防止するための国際的な安全基準「大型車の直接視界に係る協定規則」の制定が合意されたことを踏まえ、保安基準の詳細規定を改正する。

乗車定員10人以上のバスと車両総重量3.5トンを超える貨物車について、運転者席から直接視認できる近傍の視界の量の体積を一定以上確保できるよう運転者席を備えなければならないこととする。


《レスポンス編集部》

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