テスラの牙城を崩せるか!? ポルシェEV『タイカン』に超高性能モデル投入へ、登場は2024年か

ポルシェ タイカン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
ポルシェ タイカン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 20 枚

ポルシェは現在、EVサルーン『タイカン』改良新型を開発中だが、その改良新型モデルに初めてハイパフォーマンスモデルが導入される。最新プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。

改良新型モデルに設定されるのが、最強EVセダンであるテスラ『モデルSブラッド』に対抗すべく開発されている『タイカン ターボGT』だ。この超高性能モデルは、トリプルモーターを積み、噂によると最高出力は1014psを発揮する全輪駆動システムが搭載されるという。

ポルシェ タイカン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ タイカン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

これまで捉えたプロトタイプでは巨大リアウィングが装備されていたが、このプロトタイプでは外されており、かわりにトランクリッドスポイラーが装着されているのが大きな違いだ。そのほか、新開発のHDマトリックスLEDヘッドライトが採用される新ヘッドライトを装備。またフロントバンパーコーナーのブロック状の偽装の下には、カナードが隠されている可能性がある。

ターボスタイルのサイドスカートと、高性能ブレーキシステムに支えられたブラックホイールも印象的だ。また以前捉えたプロトタイプにあった、カモフラージュと思われた「TDI」バッジも見当たらない。現段階でこのプロトタイプの正体は不明だが、ターボGTの新たなプロトタイプ、またはその下に配置される別のパフォーマンスモデルの可能性もある。

ポルシェ タイカン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ タイカン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

初めて捉えたキャビン内では、デジタルゲージを、より滑らかに包み込むように修正されたインストルメントクラスターが見られるほか、ステアリングホイールのスイッチギアはわずかに異なり、インフォテインメントシステムのアップデートがある可能性がある。またブラックのキャビンにはアルカンターラとレザーがふんだんに使用されていることもわかる。

タイカン改良新型のワールドプレミアは、2023年内と予想されるが、この超高性能モデルの導入は2024年以降になる可能性もありそうだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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