【東京国際消防防災展2023】陸海空の機材がいろいろ登場…東京ビッグサイトで開催 6月15-18日

全地形活動車
全地形活動車全 21 枚

トヨタ『ミライ』ベースの東京消防庁査察広報車、全地形対応車 POLARIS『レンジャー』、米軍消防隊 Pierceはしご車……あらゆる赤い“働くクルマたち”が大集合するフェス「東京国際消防防災展2023」が、東京ビッグサイトで6月15~18日に開催される。

【画像全21枚】

5年に1度開催される国内最大級の消防防災展示会「東京国際消防防災展2023」(FIRE-SAFETY TOKYO)は、土曜日・日曜日を含む4日間開催ということで、ファミリーで楽しめる展示・体験・学びのコンテンツがいろいろ。実車展示では、前述の3台のほか、国内主要メーカーの消防車・救急車なども多数展示。

◆戦前戦後に活躍したポンプ車なども展示

また、関東大震災で活躍したクラシック消防車両「T型フォード消防ポンプ自動車」や、在日米軍消防隊や東京消防庁の特殊車両、本格的な国産消防ポンプ自動車の第1号で、戦前戦後の火災消火で活躍した「ニッサン180型消防ポンプ自動車」なども展示される。

さらに屋外会場では、ミニカー乗車など子どもたちが楽しみながら消防に触れ合える「子供体験エリア」もあるから、パパは実車、キッズはミニカーと、親子で楽しめる空間に。

◆陸海空の消防モビリティが実演

いっぽう陸だけじゃなく空や海の“働く乗り物”もいろいろ登場する。「消防に関する陸海空の機材・実演が集結する」というだけあり、初期消火訓練、応急救護訓練、VR防災体験などの体験コーナーのほか、東京消防庁消防部隊や在日米海軍消防隊による迫力ある消火・救助演技プログラムも充実。東京消防庁エリアでは、6月17・18日の土曜・日曜(各日2回)には、有明西ふ頭公園観覧エリアで、東京消防庁の消防艇と水難救助隊による、海上災害を想定した消火・救助演技も披露する。

そのほか、月刊少年マガジン(講談社)で連載中『め組の大吾 救国のオレンジ』のキャラクターといっしょに写真が撮れるフォトスポットや、大型スクリーンでの『ノブさんからのメッセージ~手記に学ぶ関東大震災~』(朗読・ナビゲーター:上野樹里)放映などもあり、「1日じゅう楽しめる消防防災フェス」に。

◆過去最大級の出展規模、家族で楽しめる祭典に

ことしは関東大震災から100年。そんな節目に開催される「東京国際消防防災展2023」(東京ビッグサイト 6月15~18日開催)は、過去に発生した災害を教訓とした災害対策及び多様化する災害リスクを周知し、都民等の防火防災意識と行動力を向上させるとともに、セーフシティの実現に向け、住民・企業・行政による3者相互の連携強化並びに関連技術・産業の振興を促進することを目的として開催。

今回は、過去最大級の出展規模(約4万3000平方メートル)に前回2018年時の296社・団体を上回る325社・団体(5月末時点)が集結。消防防災関係者 (行政の防災担当部署、消防職員・団員、NPO、自主防災組織など)や関連企業の責任者・担当者はもちろん、家族で楽しめるコンテンツがいろいろ登場する。

《レスポンス編集部》

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