VW『ID.4』の兄弟車を生産へ、EV専用工場をフォードがドイツに開所

フォード・エレクトリック・エクスプローラー
フォード・エレクトリック・エクスプローラー全 5 枚

フォードモーター(Ford Motor)は6月12日、EV生産に特化した「ケルン電気自動車センター」をドイツ・ケルンで開所した。

フォードモーターは20億ドルを投資し、1930年に設立された歴史ある工場を一新した。欧州市場向けに新世代のEVを生産し、ドイツの製造業の雇用を確保する。また、フォードにとって最初のカーボンニュートラルな車両組立工場になる。年間25万台のEV生産能力を持ち、2026年末までに年間200万台のEVを生産するというフォードのグローバル計画を支えていく。

125ヘクタールの敷地には、最新の生産ラインやバッテリー組み立てラインを擁する。年間25万台以上のEVを生産できるように設計されている。『マスタング・マッハE』、『Eトランジット』、『F-150ライトニング』の成功に続き、フォードは最近、4番目のEVとして、『エレクトリック・エクスプローラー』を発表した。同車が、ケルンで生産される最初のEVとなり、その後、2番目のEVとしてスポーツクロスオーバー車を生産する予定だ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る