ブレイズは6月13日、特定小型原付モデル『キックボードEV』2機種の先行予約受付を開始した。
特定小型原付とは2023年7月の法改正施行より新設される車両区分。電動機の定格出力が0.6kw以下、長さ1.9m、幅0.6m以下かつ最高速度20km/h以下のものが対象となる。特定原付タイプの電動キックボードはナンバープレート取付けおよび自賠責保険加入、最高速度表示灯の装備は必須だが、16歳以上であれば運転免許証は不要、ヘルメット着用は努力義務。走行区分は車道、自転車道、自転車専用通行帯となるが、低速モード(6km/h)では自転車走行可能な歩道や路側帯も通行できる。
ブレイズは、特定小型原付カテゴリでも、幅広い層の多様なニーズに合わせて選べるよう、『キックボードEV ライトモデル』と『キックボードEV ベーシックモデル』の2種類を用意した。
ライトモデルは約19.5kgの軽量設計。バッテリーの着脱ができ、充電場所を選ばない。充電時間約5時間で約30kmの走行が可能。価格は9万8780円。
ベーシックモデルはサドルの取り外しができ、座り乗りも立ち乗りも可能。身長に合わせたハンドルの高さ調整ができ、前後サスペンション搭載で安定感のある乗り心地を実現する。充電時間約3時間30分で約35kmの走行が可能。価格は16万4780円。
いずれも折りたたんでコンパクトにでき、自宅での保管や車での運搬に便利な設計となっている。