マツダ、CX-60をリコール…ボルトやナットが規定トルクで締め付けられていない

マツダ CX-60
マツダ CX-60全 4 枚

マツダは6月16日、『CX-60』のフロントサスペンションなどに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2022年11月18日~12月16日に製造された753台。

[図:改善箇所(フロントサスペンション)]

不具合が確認されたのは、(フロントサスペンション、インターミディエイトシャフト、フロントABSセンサの3か所。車両組立工程の組付け作業が不適切なため、ボルトやナットが規定トルクで締め付けられていないものがあることが判明した。

フロントサスペンションについては、アッパアーム・ボールジョイントとステアリングナックルを締結するボルトとナットが規定トルクで締め付けられていないものがあり、そのまま使用を続けるとボルトが外れ、最悪の場合、ステアリングナックルがボールジョイントから抜け、タイヤと接触することでパンクして走行不能となるおそれがある。

改善措置として、全車両、当該ボルトとナットの状態を点検し、規定トルクで締付けを行う。また、ボルトとナットが脱落していた場合は、新品のボルトとナットを取付ける。不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

インターミディエイトシャフトについては、ステアリングギヤに締結するボルトが規定トルクで締め付けられていないものがあり、そのまま使用を続けるとボルトが外れ、最悪の場合、ステアリングギヤからインターミディエイトシャフトが抜け、操舵不能になるおそれがある。

改善措置として、全車両、当該ボルトの状態を点検し、規定トルクで締付けを行う。また、ボルトが脱落していた場合は、新品のボルトを取付ける。不具合および事故は起きていない。社内からの情報によりリコールを届け出た。

フロントABSセンサについては、ステアリングナックルにハーネスを固定するブラケットを締結するボルトが規定トルクで締め付けられていないものがあり、そのまま使用を続けるとボルトが外れ、最悪の場合、ハーネスがタイヤ等に干渉することで損傷し、ABS警告灯およびTCS/DSC表示灯が点灯し、EPB表示灯が点滅するとともに、ABS、TCS(トラクションコントロールシステム)、DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)およびEPB(電動パワーステアリング)の作動が停止し、さらに先進安全運転支援システムも停止するおそれがある。

改善措置として、全車両、当該ボルトの状態を点検し、規定トルクで締付けを行う。また、ボルトが脱落していた場合は、フロントABSセンサ一式を新品と交換し、新品のボルトを取付ける。不具合および事故は起きていない。社内からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロミニ』を北米投入か? 「ベイビー・パジェロ」は新たな武器になる!
  2. ブラバス、創業者の夢を実現した1000馬力V12グランツーリスモ「BODO」発表…最高速360km/h
  3. トヨタ『bZ4X』など4車種4808台にリコール…走行不能となるおそれ
  4. フィットの純正スピーカーがここまで変わる! DSPアンプで知ったカーオーディオの奥深さ[car audio newcomer]by custom & car Audio PARADA 前編
  5. 「それならエンジンを取ったらどうだ」「光と重力はタダだ」スズキ鈴木修氏の名言が「かるた」に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. LFPは規制面でも優位へ。2036年に向けた日本勢の針路…KPMGコンサルティング 轟木光氏[インタビュー]
  2. ソニーネットワークコミュニケーションズ、歩行者・自転車の事故リスクを可視化…AI「APAS Platform」開発
  3. 日立製作所、製造業向けAIエージェント「品質ナレッジシステム」開発…トラブル対応事例の検索時間を約9割削減
  4. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  5. ブリヂストンが新ホースブランド「ØPTIFY」発表、タイヤ事業のノウハウ応用…水素ステーション向け水素充填ホースも
ランキングをもっと見る