若手トラックドライバー確保に向けたサイトを開設…物流の2024年問題対策

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国土交通省は、トラックドライバー不足の課題解消に向けて、主に若年層を対象に、トラック業界の魅力を知ってもらうことを目的として、未来に向かって走るシゴト(トラック業界)の魅力発見サイト「~届ける・想いをつなぐ~ WHAT is HaKoBu」を開設した。

2024年4月からトラックドライバーの労働時間に関する規制が強化され、現在もドライバー不足で輸送能力が不足しているのが、さらに事態が悪化する「物流の2024年問題」が社会問題となっている。問題解決に向けて輸送効率化などとともに、ドライバーの確保が求められている。このため、国土交通省では物流業界についての理解を深めてもらい、ドライバーの確保を支援する。

開設したサイトでは、生活に欠かすことができない「物流」を「HaKoBu」と表現した上で、街中にある身近な「HaKoBu」仕事の工夫や、「HaKoBu」の舞台裏、「HaKoBu」仕事に携わる人の就労観やプロの想いを伝える「HaKoBu」の達人、さらに各企業が次世代に向けてトラック業界の魅力をアピールするコンテンツなどで構成する。サイト内では、物流をテーマにした高校向けキャリア教育プログラムを無償提供する。

とくに就業前の若者に、知っているようで知らない社会における「HaKoBu」の役割を発見し、トラック業界の魅力を感じてもらうことで、トラックドライバーを将来の職業の選択肢の一つとして認識してもらうことを狙う。

《レスポンス編集部》

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