メルセデスベンツ Eクラス ワゴン新型に欧州でPHEVを設定…EVモードは航続113km

メルセデスベンツ Eクラス・ステーションワゴン 新型のPHEV
メルセデスベンツ Eクラス・ステーションワゴン 新型のPHEV全 5 枚

メルセデスベンツは6月20日、ミドルクラスワゴン『Eクラス・ステーションワゴン』(Mercedes-Benz E-Class Station Wagon)の新型に、欧州でプラグインハイブリッド車(PHEV)を設定すると発表した。

新型のPHEVは、欧州ではガソリンエンジンのみとなり、「E 300 e」が用意される。遅れて、ディーゼルエンジンのPHEVが追加される予定だ。

メルセデスベンツの第4世代のPHEVシステムを搭載する。PHEVシステムのエンジンは、「M254」型2.0リットル直列4気筒ガソリンユニットだ。E 300 eの場合、最大出力は204hp/6100rpm、最大トルクは32.6kgm/2000~4000rpmを発生する。

モーターは発進時から44.9kgmの最大トルクを引き出す。モーターの最大出力は129hp。エンジンとモーターを合わせたPHEVシステム全体で、313hpのパワーと56.1kgmのトルクを引き出す。0~100km/h加速は6.5秒、最高速は227km/hだ。

EVモードの「エレクトリック」モードの最高速は、140km/hとした。第4世代のバッテリーは、96個のセルで構成。バッテリーの蓄電容量は25.4kWhと大容量化されており、EVモードの航続は、最大で113km(WLTPサイクル)、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る