2019年に廃止された石勝線夕張支線の駅が復活…復元作業が進む旧鹿ノ谷駅を公開 6月24日

廃止前の旧鹿ノ谷駅舎。
廃止前の旧鹿ノ谷駅舎。全 3 枚

2019年4月に廃止された石勝線夕張支線(新夕張~夕張)の駅だった旧鹿ノ谷駅(北海道夕張市)が6月24日に公開される。

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旧鹿ノ谷駅は明治時代の1901年12月、当時の北海道炭礦鉄道(後の国鉄夕張線、石勝線夕張支線)の駅として開業。1926年10月に私鉄の夕張鉄道・栗山~新夕張(後の夕張本町)間が全通すると国鉄との共同使用駅となったが、同鉄道は1975年4月に廃止。荷物扱いが終了した1984年には無人化されていた。

しかし、廃駅後にはJR北海道から夕張市の有志が設立した「合同会社鹿ノ谷駅」へ駅舎が無償譲渡され、駅舎の補強工事や復元工事に着手。現在もその途上ながら、このほど公開される運びとなった。

復元工事では、封鎖されていた有人駅時代の出札窓口が復元されており、工事を手掛けている鹿ノ谷駅再生Projectでは「毎日少しずつ変わる駅と係る人の変化を月日と共に感じていただけると嬉しい」としている。

公開時間は10~15時で、当日は駅入場券の復刻販売や汽笛による時報、夕張出身の女性アイドルデュオ「ザ・リリーズ」の燕奈緒美氏を迎えたフリートークなどが行なわれる。

《佐藤正樹》

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