【クロストレック vs カローラクロス vs ヴェゼル 比較】デザイン? 走行性能?人気の秘密はどれか

クロストレック vs カローラクロス vs ヴェゼル
クロストレック vs カローラクロス vs ヴェゼル全 39 枚

近年、世界的に人気を集めているSUV。今回は国産SUV3台をピックアップして徹底比較し、その魅力を探っていく。紹介するのはスバル『クロストレック』、トヨタ『カローラクロス』、ホンダ『ヴェゼル』の3台だ。

【画像全39枚】

◆比較する車種のプロフィール

スバル クロストレックスバル クロストレック
トヨタ カローラクロストヨタ カローラクロスホンダ ヴェゼルホンダ ヴェゼル

今は外観のカッコ良さと優れた居住性や実用性を両立させたことから、SUVの人気が高い。特に運転がしやすく、価格や燃費を安く抑えられることから、コンパクトなSUVの売れ行きが好調だ。

そこで全長が4500mm以下で、エンジンの排気量も2L以下に抑えたSUVを比べる。

◆外観デザイン&ボディサイズ比較

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クロストレックは、全長が4480mm、全幅も1800mmに抑えた。全高も1575mmだから、駐車スペースを選ぶ時も有利だ。

カローラクロスの外観はSUVの典型となる。フロントマスクは存在感が強く、ボディの上側はワゴンスタイルで、居住空間と荷室の広さを表現している。

ヴェゼルはフロントマスクが柔和なデザインで、ボディも水平基調にすることにより、飽きのこない外観に仕上げた。

◆インテリア&居住性比較

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クロストレックの内装は、各部を上質に造り込んだ。インパネの中央には、標準装着、あるいはオプションで11.6インチの大型ディスプレイが用意される。

カローラクロスは、質感に配慮しながら、各部を機能的に造り込んだ。メーターの視認性やATレバーの操作性などが馴染みやすい。ヴェゼルは、コンパクトSUVとしては内装をていねいに造り込んだ。メッキパーツなども上手に使っている。

居住空間はヴェゼルが最も広い。全長は4330mmと短いが、身長170cmの大人4名で乗車した時、後席に座る乗員の膝先には握りコブシ2つ半の余裕がある。クロストレックの膝先空間は握りコブシ2つ少々、カローラクロスは2つ弱になる。

◆荷室などの使い勝手比較

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全長が4500mm以下のSUVで、荷室長が最も長い車種は、849mmのカローラクロスだ。前述の通り後席の足元空間はあまり広くないが、荷室長に余裕を持たせた。リヤゲートの角度も立てたから、荷室容量もタップリしている。その次に荷室長が長いのはクロストレックだ。

ヴェゼルは3位だが、燃料タンクを前席の下に搭載したから荷室の床が低い。後席を低い位置にコンパクトに格納できるから、ボックス状の空間に変更できる。またヴェゼルでは、燃料タンクが前席の下にあるから、後席の座面を持ち上げてリヤ側のドアから車内の中央に背の高い荷物を積むことも可能だ。

◆運転のしやすさ比較

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ヴェゼルは全長が4330mmと短く、全幅も1790mmに収まる。最小回転半径は、売れ筋グレードが5.5mだが、水平基調のボディによって前後左右ともに視界が良い。ボディの四隅も分かりやすい。

カローラクロスは全長は4490mmと長いが、最小回転半径は5.2mで小回りの利きが優れている。クロストレックは全長は4480mmで、最小回転半径は5.4mになる。

◆走行性能&乗り心地比較

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クロストレックは全高が1600mmを下まわるボディにより、走行安定性が良好だ。最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)は200mmだからデコボコを乗り越えやすく、悪路走破力も優れる。乗り心地は硬めで、高速道路に適した設定だ。

カローラクロスは、サスペンションの違いにより、2WDよりも4WD、18インチタイヤよりも17インチの乗り心地が快適だ。1.8Lのハイブリッドは、特にパワフルではないが、不満のない動力性能を発揮する。

ヴェゼルのハイブリッド、e:HEVでは、エンジンは主に発電機を作動させて駆動はモーターが受け持つ。従って加速感は滑らかでノイズは小さい。操舵に対する反応は穏やかで、スポーティとはいえないが、後輪の接地性が高く安心感が伴う。乗り心地もボディサイズの割に快適だ。

◆おすすめユーザー

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クロストレックは、動力性能は平均的だが、走行安定性が優れている。インプレッサをベースに開発されたSUVとあって、車両の性格もハッチバックに近い。運転がしやすく幅広いユーザーに適する。

カローラクロスは、SUVらしさが最も強い。荷物を積む機会の多いファミリーユーザーにピッタリだ。ヴェゼルは内装が上質で後席も広いから、3~4名で乗車する機会の多い用途に適する。

◆おすすめグレード

クロストレック:ツーリング・4WD(288万2000円)
カローラクロス:ハイブリッドS・E-Four(295万9000円)
ヴェゼルe:HEV・Z・2WD(288万2000円)

《渡辺陽一郎》

渡辺陽一郎

渡辺陽一郎|カーライフ・ジャーナリスト 1961年に生まれ、1985年に自動車雑誌を扱う出版社に入社。編集者として購入ガイド誌、4WD誌、キャンピングカー誌などを手掛け、10年ほど編集長を務めた後、2001年にフリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向した。「読者の皆様に怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けている。

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