トリプルモーター搭載で1000馬力!? 最強のポルシェBEV「タイカンGT」登場は年内か

ポルシェ タイカン GT プロトタイプ(スクープ写真)
ポルシェ タイカン GT プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

ポルシェは間もなくBEVサルーン『タイカン』改良新型を発表予定だが、その目玉として1000psを超えると噂される超強力バージョン「GT」が用意されるという。その最新プロトタイプをカメラが捉えた。

◆トリプルモーター搭載の課題もクリアか、最強の「GT」

ニュルブルクリンクを走るプロトタイプの内部には、巨大なロールケージを配置。この日の雨に備えいくつかの作業が行われていたという。エクステリアでは、巨大なリアウィングを装着し、前輪に非常に大きなブレーキが確認できるほか、ホイールもGT専用のようだ。

ポルシェ タイカン GT プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ タイカン GT プロトタイプ(スクープ写真)

そのほか、コーナーエアインテークを新設計し、丸い形状の下部ドライビングランプを備える。またヘッドライトは2024年モデルの『カイエン』でデビューした最新のHDマトリックス技術を採用するヘッドライトが装備される。リアの変更は最小限に見えるが、GTは下部コーナーに沿って追加の空力調整が行われる可能性があるだろう。

現在タイカンファミリーの最高級グレードは、「ターボS」だ。最大761ps(オーバーブースト時)を発揮する電動パワートレインを搭載し、0-96km/h加速は2.6秒となっている。しかしこのGTでは、初のトリプルモーターを積む。これまで現在のシャーシのパッケージングがそれを可能にするかどうかという疑問があったが、この最新プロトタイプを見る限り問題はクリアされたようだ。

ポルシェ タイカン GT プロトタイプ(スクープ写真)ポルシェ タイカン GT プロトタイプ(スクープ写真)

噂によると最高出力は1014psを発揮する全輪駆動システムが搭載されるという。これはテスラ『モデルS プラッド』の1034psに肉薄する数値で、0-96km/h加速もプラッドの1.99秒以下、最高速度は320km/hを超えるという。

タイカンの超強力バージョンのワールドプレミアは、2023年内と予想される。最終的な車名は「タイカン ターボGT」、あるいはシンプルに「タイカンGT」が候補になっているようだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る