[初めてのスピーカー交換]マニアが認める「DLS」のサウンドを、手軽にその手に!

DLS・RCS5.2
DLS・RCS5.2全 7 枚

カーオーディオシステムの音を良くしたいと思ったときの最善手といえば、「スピーカー交換」だ。当特集では、その実践方法や注意事項等々を説明してきた。現在は「初めてのスピーカー」としてのお薦めモデルを紹介している。今回は「DLS」のモデルに焦点を当てる。

【画像全7枚】

◆「DLS」は実は、初級者に向いたスピーカーも豊富に展開!

「DLS」は、スウェーデンに本拠を置く世界的なカーオーディオブランドだ。日本に紹介されたのも比較的に早く、長きにわたり愛好家に親しまれてきた。

ちなみに同社は現在パワーアンプも2ライン擁しているが、総合カーオーディオメーカーというよりむしろ「スピーカーブランド」というイメージが強めだ。そうである最大の理由は、トップエンドラインの『スカンジナビア シリーズ』の誉れが高いがゆえだ。同シリーズは、ロングセラーを続ける有名ハイエンドスピーカーであり、これまでも音にうるさい多くのサウンドコンペティターたちにも積極的に使用されてきた。

そんな「DLS」は、ビギナーに向いたスピーカーも豊富に持つ。実を言うと、その「スカンジナビア シリーズ」に続く2ndラインの「リファレンス シリーズ」のモデルも、「初めてのスピーカー」として選ばれることも少なくない。というのも当シリーズに属する4機種すべてが、税抜10万円を切っているからだ。「DLS」は、決して高値の華的なブランドではないのだ。

DLS・MC6.2DLS・MC6.2

◆最エントリー2ウェイキットは、3万8000円(税抜)というお手頃価格!

では、どのようなモデルがあるのかを具体的に紹介していこう。まずはもっとも手軽な製品群として『パフォーマンス シリーズ』を用意する。で、当シリーズには2つのコアキシャルスピーカーと2つの2ウェイセパレートスピーカーとが顔を揃える。

2つのコアキシャルスピーカーは口径が異なる。1つが16.5cmでもう1つが13cmだ。なお2機種ともスリムタイプであることも特長で、前者の取り付け奥行き寸法は45mm、後者のそれは43mmだ。このサイズであればドア内部スペースが狭いKカーでも、多くの車種ですんなり装着できるだろう。税抜価格は前者が3万円で後者が2万8000円。国産の最廉価グレードのモデルと比べて3倍程度の価格となっているだけに、エントリーモデルとは言いつつも侮れない音質性能を発揮する。

一方、2機種あるセパレート2ウェイスピーカーはともにミッドウーファーの口径はスタンダードな16.5cm。機種名と価格は以下のとおりだ。1機種が『M6.2i』(税抜価格:3万8000円)で、もう1機種が『MC6.2』(税抜価格:5万円)だ。

なお『M6.2i』は、とにもかくにもリーズナブル。この価格で「DLS」のモデルを手にできるということがすなわち利点だ。そしてサウンドからも「DLS」ならではのエッセンスを感じ取れる。一方『MC6.2』は実は、ツイーターがこの1グレード上の『リファレンス シリーズ』と共通だ。結果、『M6.2i』と比してもう1グレード上のサウンドを満喫可能だ。

DLS・RC6.2QDLS・RC6.2Q

◆2ndライン『リファレンス シリーズ』には、取り回しの良いモデルも存在!

そしてその『リファレンス シリーズ』には、計4モデルが居並ぶ。まず13cmスリムタイプ2ウェイスピーカーキットの『RCS5.2』(税抜価格:5万8000円)があり、16.5cmスリムタイプ2ウェイスピーカーキットの『RCS6.2i』(税抜価格:6万円)も存在する。ちなみにこれらのミッドウーファーの取り付け奥行き寸法は、前者が43mmで後者が45mmだ。60mm以下であると取り付け性が高いとされることが多いが、その水準から比べてもかなり短い。つまり取り回し性がかなり高い。そして価格帯的には「初めてのスピーカー」としては上級グレードにあり、そのサウンドはそれにふさわしく至って上質だ。

そうしてもう2機種の製品名と価格は次のとおりだ。16.5cm2ウェイスピーカーキットの『RC6.2Q』(税抜価格:7万円)と、同じく16.5cm2ウェイスピーカーキットの『RZ6.2Q』(税抜価格:9万6000円)とがある。

なおこれらのミッドウーファーの取り付け奥行き寸法はともに75mm。なので、スムーズに取り付けられない車種も出てくる。しかし予算とスペースが許すのであれば、これら2機種にまで手を伸ばせると、得られる満足度はかなり高まる。これらはつまり、『スカンジナビア シリーズ』の直下のモデルだ。価格差はあるもののそれに迫るサウンドを楽しめる。コスパの高さは疑いようがなく、いざ導入すれば飽きることなくクルマを乗り換えても移設して長く使える。

今回は以上だ。次回も「初めてのスピーカー」としてお薦めのモデルを紹介していく。お楽しみに。

《太田祥三》

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