ヒーローの相棒、モリタの消防車キャビンはかっこいい…東京国際消防防災展2023

モリタ・インテリジェントアタッカー(東京国際消防防災展2023)
モリタ・インテリジェントアタッカー(東京国際消防防災展2023)全 23 枚

消防・防災に関する展示会「東京国際消防防災展2023」が6月15~18日の4日間、東京ビッグサイトで開催された。モリタは、「地域を守るヒーローである消防隊員を手助けするマシン」をイメージしたデザインの、オリジナルキャビン『Intelligent Attacker』(インテリジェントアタッカー)を出品した。

デザイン性・安全性・機能性を高次元で融合したモリタによるオリジナルキャビン Intelligent Attackerの最新・現行型で、第1号車が2021年2月に福岡県春日・大野城・那珂川消防組合消防本部に納入されている。

●モダンで力強い外観デザインを意図

同じくモリタオリジナルのハイルーフキャビンの『Red Armor』(レッドアーマー)の意匠を継承しながら、ハイルーフフレームを新たに取りいれ、キャビン内の室内空間を拡大した。キャビン内からの視認性と乗降性も向上した。車両部分の架装部分と一体感のあるワンモーションシルエットを採用し、モダンで力強い外観デザインを意図した。有明に登場した救助工作車だけでなく、水槽車など多機種への展開が可能だ。

モリタは日本初のEV消防ポンプ自動車をはじめ、社会的課題の解決を目指した多数の製品・サービスを東京ビッグサイトに出展した。グループの「『安心』を支える技術と絶えざる挑戦で、人と地球のいのちを守る』という事業目標のもと、多様化、複雑化する災害現場の消火・救助活動を変革する「ソリューション」を提案した。

●東京国際消防防災展2023

東京国際消防防災展の来場者数は、会期4日間合計で登録来場者数6万5171人、総来場者数16万6831人となった(前回2018年はそれぞれ7万3222人、17万9428人)。主催は東京消防庁、東京ビッグサイト、東京国際消防防災展2023実行委員会。

開催の趣旨は、過去に発生した災害を教訓とした災害対策や多様化する災害リスクを周知し、市民の防火防災意識と行動力を向上させること。またセーフシティの実現に向け、住民・企業・行政による3者相互の連携強化並びに関連技術・産業の振興を促進することを目的とする。

会場には国内外の消防・防災に関する最先端のサービスや製品が一堂に集結した。展示内容は、「消火、救急、救助、避難・誘導」、「防災・減災・災害対策」、「情報システム、通信サービス」、「その他、消防防災に関する製品・サービス」の4分野になる。

《高木啓》

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