普通免許で運転できる消防車、モリタ REDSEAGULL Light…東京国際消防防災展2023

モリタ REDSEAGULL Light(東京国際消防防災展2023)
モリタ REDSEAGULL Light(東京国際消防防災展2023)全 18 枚

日本最大級の消防・防災に関する展示会「東京国際消防防災展2023」が6月15~18日の4日間、東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催された。モリタは社会的課題を意識した製品を出展し、その1台が普通自動車免許で運転できる消防車、『REDSEAGULL Light』だ。

REDSEAGULL Lightは車両総重量が3.5t未満で、普通自動車免許で運転可能な多機能消防自動車だ。人手不足傾向にある消防・防災事業で、誰でも運転できる車両は重宝するだろう。

コンパクトながらも大容量の収納スペースを持ち、多種多様な資機材の積載を可能とし、多様化する消火・救助活動に対応する。超大型の開口部で、大きな資機材の取り出しも用意だ。多様化、複雑化する災害現場の消火・救助活動を変革する「ソリューション」の提案は、モリタの今回の出展コンセプトでもある。

●東京国際消防防災展2023

東京国際消防防災展の来場者数は、会期4日間合計で登録来場者数6万5171人、総来場者数16万6831人となった(前回2018年はそれぞれ7万3222人、17万9428人)。主催は東京消防庁、東京ビッグサイト、東京国際消防防災展2023実行委員会。

開催の趣旨は、過去に発生した災害を教訓とした災害対策や多様化する災害リスクを周知し、市民の防火防災意識と行動力を向上させること。またセーフシティの実現に向け、住民・企業・行政による3者相互の連携強化並びに関連技術・産業の振興を促進することを目的とする。

会場には国内外の消防・防災に関する最先端のサービスや製品が一堂に集結した。展示内容は、「消火、救急、救助、避難・誘導」、「防災・減災・災害対策」、「情報システム、通信サービス」、「その他、消防防災に関する製品・サービス」の4分野になる。

《高木啓》

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