ルノー トゥインゴ、日本向けモデルの生産を2023年で終了…仕様変更

ルノー トゥインゴ
ルノー トゥインゴ全 2 枚

ルノー・ジャポンは7月3日、コンパクトハッチバック『トゥインゴ』日本向けモデルの生産を2023年で終了すると発表した。

トゥインゴは小型車を得意とするルノーが1993年に発売。初代モデルはコンパクトカーに初めてモノフォルムのボディを取り入れた、エポックメーキングなモデルとして記憶されている。愛らしいエクステリアデザイン、ポップなインテリアデザインが人気を集めただけでなく、コンパクトなボディからは想像のできない広い室内空間、スライドし折りたたみも可能なリアベンチシートなど、機能面や走行性能も高い評価を受けた。

2007年に登場した2代目トゥインゴは、初代のコンセプトを受け継ぎつつも、 時代に求められる多彩なニーズに応えた機能や装備を備えたモデルとしてフルモデルチェンジ。GTモデルやRSモデルがラインアップされるなど、刺激的な走りが楽しめたのも2代目トゥインゴの大きな特徴だ。

3代目となる現行トゥインゴは、初代トゥインゴやルノー『サンク』のエッセンスを取り入れてデザイン。リアエンジン・リアドライブレイアウトを採用し、パリの狭い路地を苦も無く走れる小回り性能を持ち、きびきびとした活発な走りが楽しめるモデルとして、欧州のみならず、日本でも好評を得ている。

このように、 初代モデルの登場以来30年にわたり、人々の毎日の生活を彩ってきたトゥインゴだが、日本向けモデルの生産が本年をもって終了することとなった。

現行モデルについては、「インテンスEDC」、「インテンスキャンバストップEDC」、「インテンスMT」のスマートフォンミラーリング機能に、新たにApple CarPlay対応ワイヤレスミラーリング機能を追加。メーカー希望小売価格を改定し、7月3日から販売を開始する。今回の価格改定は仕様の変更に加え、原材料費、 物流費等の高騰によるもの。併せて、ボディカラーバリエーションも変更。ブルードラジェ、ブランクオーツM、ルージュフラムM、グリリュネールMの4色を展開する。なお、特別塗装価格(メタリック)の変更はない。

新価格はインテンスEDCが259万円(現行価格255万円)、インテンスキャンバストップEDCが274万円(同270万円)、インテンスMTが250万円(同240万円)。

《纐纈敏也@DAYS》

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