電動キックボードをシェア、鉄道やバスと連携…西武拝島線沿線で検証へ

電動キックボード BIRD
電動キックボード BIRD全 2 枚

西武ホールディングスは、マイクロモビリティサービス「BIRD」を展開するBRJと、シームレスな移動サービスの提供に向けて、西武鉄道・拝島線エリアで、電動キックボード「BIRD」を活用したシェアリングサービスの実証実験を開始した。

実証実験では、西武鉄道・拝島線の東大和市駅・玉川上水駅・西武立川駅の駅前に駐車ポートを設置し、鉄道やバスなどの公共交通と電動キックボードが連携することで、安全・安心でシームレスに移動するサービスを提供する。これによって沿線住民の交通利便性向上と鉄道やバスなどの公共交通の利用促進につながるか検証する。

実証実験のエリア内には、約150の駐車ポートが存在し、今回の3駅前のポートが加わることで、公共交通機関とのアクセスの向上が図れる。実証実験は7月5日から2024年3月31日まで実施する。利用料金は最初の20分間が150円で、以降、1分当たり15円が加算される。

7月の改正道交法の施行で、特定小型原付規格を満たした電動キックボードは、16歳以上は運転免許証が不要になるなど、手軽に運転が可能な新たな交通手段として注目されている。今回、公共交通機関を補完する短距離移動手段として電動キックボード活用の可能性を探る。

また、今後 BIRDの利用データと西武グループが保有する各種データとの連携の可能性も探る。西武グループ内外のデータを利活用することで、新たなサービスの創出を模索する。

《レスポンス編集部》

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