[初めてのスピーカー交換]超定番 カロッツェリア の『カスタムフィットスピーカー』、その魅力とは

カロッツェリア・TS-V173S
カロッツェリア・TS-V173S全 3 枚

クルマの中で聴く音楽をより高音質で楽しみたいと思ったとき、それを実現させる方法の最右翼はズバリ、「スピーカー交換」だ。当特集ではそのやり方や注意事項等々を解説してきた。現在は「初めてのスピーカー」としてお薦めのモデルを紹介している。「

◆名門音響メーカー「パイオニア」がプロデュースする一大ブランド「カロッツェリア」!

今回は、国産人気ブランド「カロッツェリア」のアイテムを紹介する。「カロッツェリア」は、名門音響メーカー「パイオニア」がプロデュースするカーエレクトロニクスブランドだ。ハイエンドAV一体型ナビ『サイバーナビ』や定番スタンダードナビ『楽ナビ』を擁し、ディスプレイオーディオ、1DIN・2DINメインユニット、リアモニター、ドラレコ、ETC車載器、サブウーファー、そしてスピーカーまで多彩に車載用電気・電子機器を用意して、ドライバーのカーライフをサポートしている。

なおスピーカーのラインナップの多さは、国産メーカー随一だ。ハイエンド機からエントリーモデルまで幅広く製品を取り揃えている。

ちなみに同社のスピーカーラインナップは、大きく2ジャンルに分類できる。1つが「カスタムフィットスピーカー」で、もう1つが「ハイエンドスピーカー」だ。そして「カスタムフィットスピーカー」は、まさしく「初めてのスピーカー」として多くのドライバーに使われてきた。

というのもこれに含まれる各モデルは取り付け性が高いことも特長としていて、どれも多くの車種でスムーズなインストールが可能だ。つまり導入のハードルが低いのだ。サイズや同梱パーツに配慮が行き届いているからだ。いずれもビギナー向けのスピーカーとして、定番中の定番モデルとなっている。

カロッツェリア・TS-F1740Sllカロッツェリア・TS-F1740Sll

◆ハイエンドスピーカーに投入されているコンセプト&技術を、ダイレクトにフィードバック!

その「カスタムフィットスピーカー」には、計3ラインが存在する。手頃なものから順に挙げていくと、『Fシリーズ』『Cシリーズ』『Vシリーズ』、この3つだ。

ちなみに、同社の「ハイエンドスピーカー」は2ラインある。1つがトップエンドシリーズとなる『RSスピーカー』で、もう1つが2ndラインとなる『PRSスピーカー』だ。なおこの2つはそれぞれ独自のコンセプトで設計されている。前者は、音楽のすべてを空間に描写することを目指し同社の持てる技術を余すことなく注入し作られていて、後者は「オープン&スムースコンセプト」をベースに設計されている。

で、「カスタムフィットスピーカー」の3ラインは、それぞれこれらハイエンドスピーカーの技術が落とし込まれて作り上げられている。まず最上位ラインとなる『Vシリーズ』には、『RSスピーカー』の技術がフィードバックされている。

例えばツイーターの振動板には、『RSスピーカー』にて採用されている「デュアルアークリングダイヤフラム」が使われている。結果『Vシリーズ』は、「初めてのスピーカー」としては高めの6万円(税抜)という価格を付けているのだが、だからこそサウンドもそれに相応しく上質だ。ここまで手を伸ばせられれば、満足度高く「初めてのスピーカー交換」を実行できる。

カロッツェリア・TS-C1730Sllカロッツェリア・TS-C1730Sll

◆『Cシリーズ』と『Fシリーズ』は「オープン&スムースコンセプト」を踏襲!

そしてその下の『Cシリーズ』と『Fシリーズ』はともに、『PRSスピーカー』に注入されている「オープン&スムースコンセプト」に基づいて開発されている。

ちなみに「オープン&スムースコンセプト」は、「ツイーターに広範囲の再生を受け持たせる」ところがキモだ。セパレート2ウェイスピーカーではミッドウーファーが広範囲の帯域を再生することとなるのだが、そこが弱点になりがちだ。ミッドウーファーに負担がかかりすぎるからだ。なので「オープン&スムースコンセプト」では、ツイーターに可能な限り広範囲の帯域の再生を担わせる。そうすることでミッドウーファーの負担を減らし2ウェイの弱点を消そうとしている、というわけだ。

なお『Cシリーズ』と『Fシリーズ』の各モデルはすべてオープン価格なのだが、実勢価格の目安はざっくり、17cmクラスのセパレート2ウェイ機で前者が3万円台前半、後者が1万円台後半、というイメージだ。手頃な価格で「カロッツェリア」ならではのナチュラルでピュアなサウンドを手にできる。

エントリーユーザーに向けて幅広く製品を用意している「カロッツェリア」。安心して使える美音スピーカーをご所望ならば、同社のモデルに要注目。

《太田祥三》

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