アウディ、AIを新たな領域に導入へ…スポット溶接の品質管理に

スポット溶接の品質管理にAI(人工知能)を導入したアウディ
スポット溶接の品質管理にAI(人工知能)を導入したアウディ全 5 枚

アウディ(Audi)は6月30日、ドイツ・ネッカーズルムの拠点において、スポット溶接の品質管理にAI(人工知能)を導入する、と発表した。アウディはAIを活用することにより、シフトごとに300台の車両の約150万か所のスポット溶接の状態を分析する。

これまでは、生産スタッフが超音波を使用して、抵抗スポット溶接をランダムに選択して、データを分析し、品質を手動で管理していた。この手法では、車両1台あたり約5000か所のスポット溶接の検査が必要だった。今後、新たにAIを採用することにより、生産スタッフは溶接異常の早期発見に集中できるようになり、より効率的かつより的を絞った方法で品質を管理できるようになる。


《森脇稔》

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