VW『ティグアンPHEV』次期型の姿くっきりと!最後のICEはどう進化する?

VW ティグアン PHEV 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
VW ティグアン PHEV 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 19 枚

日本でもVWのSUVとして確固たる地位を築きつつある『ティグアン』。次期モデルは『パサート』や『T-Roc』とともに、VWブランドでエンジンを搭載する最後のモデルになるとして注目されている。そんな中、電動モデルとなる『ティグアンPHEV』のプロトタイプの姿を初めて捉えた。最後のICEティグアンはどう進化するのか。

◆7年ぶりのフルモデルチェンジとなるティグアン

2代目となる現行型ティグアンは2016年に発売。3代目となる次期型は、現在のアーキテクチャの改良版である「MQB Evo」プラットフォームを採用し、2024年の第1四半期に欧州で発売される予定。およそ7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。

今回は右ハンドルと左ハンドル、2台のプロトタイプを捉えたが、どちらもVWお得意のデカール(ステッカー)で最終デザインを隠している。だが、左フェンダー上部に充電ポートが配置され、ノーズの両サイドにはブラケット状のクロム要素を備えたワイドなインテークが確認できる。

VW ティグアン PHEV 次期型プロトタイプ(スクープ写真)VW ティグアン PHEV 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

側面を見ると、ショルダーラインに沿ってキャラクターラインが走り、ドアの下部にはクロームが施されている。ルーフレールを装着しているほか、2台のプロトタイプが異なるホイールが装着していることもわかる。

ティグアン次期型のキャビン内には、12.9インチのインフォテインメントディスプレイ、上位グレードには、大型の15インチスクリーンが標準装備されるほか、10.25インチのフルデジタルインストルメントクラスターも搭載される。

ティグアンPHEVの注目は、2つのパワートレインが提供されることだ。1つは最高出力201ps、もう1つは最高出力268psを発揮する。次期型では、バッテリー容量は10.4kWhから18.5kWhへ大型化、これによりEV航続は現在の30マイル(50km)から最大75マイル(120km)へと大幅に向上。初めて高速AC充電と標準DC充電の両方に対応し、利便性を高める。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  4. スズキ スーパーキャリイ 特別仕様は“For Your Work Buddy”…デザイナーの思いとは?
  5. BMWの新型車、ティザー…実車は5月24日発表へ
  6. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  7. VW『ゴルフ』改良新型、新PHEVはEVモード143kmに拡大…欧州受注スタート
  8. スマホ音楽を高音質で再生! オーディオテクニカ「AT-HRD100」「AT-HRD300」発売
  9. 「トゥクトゥク通学」学生の問題意識から生まれたレンタルサービス、実証試験を開始
  10. トヨタ紡織が「FCアシスト自転車」など、カーボンニュートラルに向けた製品・技術を展示へ…くるまのテクノロジー展2024
ランキングをもっと見る