スズキ製エンジン搭載のケータハム『セブン』、車両重量は440kg…グッドウッド2023出展予定

ケータハム・スーパーセブン 600
ケータハム・スーパーセブン 600全 6 枚

ケータハム(Caterham)は7月13日(日本時間同日16時)、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023」に、2シーターのオープンスポーツカー『スーパーセブン600』を出展する。

◆1970~80年代に見られたフレアフロントフェンダー

ケータハム・スーパーセブン 600ケータハム・スーパーセブン 600

スーパーセブン600は、1970年代と1980年代に人気を集めた『スーパーセブン』を現代風にアレンジして、再考したモデルだ。ケータハムは2023年、ブランド誕生50周年を迎えた。これに合わせて、ケータハムカーズは、1970年代に導入され、1980年代を通じて支持されたケータハムの初期のスーパーセブンからインスピレーションを得たスーパーセブン600を開発した。スタイルとパフォーマンスを融合させながら、21世紀に向けて再考されたクラシックな英国製の軽量2シータースポーツカーを目指している。

スーパーセブン600には、「スーパーセブン1600」、「スプリント」、「スーパー・スプリント」など1970~1980年代にかけて、ケータハムの多くのモデルに見られたフレアフロントフェンダーを採用した。スーパーセブン600には14インチのシルバージュノホイールが装備されている。

また、エイボン製の「ZT7」タイヤ、クローム仕上げの燃料フィラーキャップ、磨き上げられたエグゾースト、LEDテールライトも装備されている。

◆ブラックレザーのMotolita製ステアリングホイール

ケータハム・スーパーセブン 600ケータハム・スーパーセブン 600

ボディカラーは、グラビティーブラック、エグゾセレッド、ビンテージグリーン、ファイヤークラッカーイエローなど、さまざまな色から選択できる。また、バーボン、アッシュダウングリーン、ウィンザー ブルー、フォーンと、これまでのセブンには未設定の4種類の特別な塗装仕上げも用意した。

さらに、オプションとして、ゴールド、ボディ同色、ダイヤモンドカットリップ付きのカスタムカラーのセンターキャップが選択できる。これにより、アルミホイールのカスタマイズ性を引き上げている。

インテリアでは、さまざまなカラーオプションから選択して、セブンに個性的な雰囲気を演出することができる。顧客は、カーペット、ダッシュボード、レザーシート、シフトレバー、ハンドブレーキレバーの色を選べる。ブラックレザーのMotolita製ステアリングホイールやカーペット敷きのリアパネルも用意した。インテリアの色には、ディープレッド、クリーム、バーチホワイト、バーガンディ、ジンジャー、アドミラビリティブルー、ビスケットベージュなどが設定されている。

◆0~96km/h加速6.9秒で最高速は169km/h

スーパーセブン600には、スズキ製の排気量660ccのガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力84hp/6500rpm、最大トルク11.8kgm/4000~4500rpmを引き出す。トランスミッションは5速MT。 0~96km/h加速6.9秒、最高速169km/hの性能を発揮する。

また、車両重量は440kg。ボディサイズは全長3180mm、全幅1470mm、全高1090mmだ。

ケータハムは、オリジナルのセブンを定義したスピリットはそのままに、新しい世代のドライビングエンスージアストに向けてリマスターされたのが、スーパーセブン600、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る