アルピーヌ A110、F1チームに由来の「エンストン」仕様が登場…300台限定

アルピーヌ A110 S の「エンストン・エディション」
アルピーヌ A110 S の「エンストン・エディション」全 10 枚

アルピーヌは7月5日、ミッドシップ2シータースポーツクーペ『A110 S』(Alpine A110 S)に、限定300台で「エンストン・エディション」を設定すると発表した。

写真:アルピーヌ A110 S の「エンストン・エディション」

◆ルーフに英国旗のユニオンジャックをあしらう

アルピーヌ A110 S の「エンストン・エディション」アルピーヌ A110 S の「エンストン・エディション」

車名の「エンストン」とは、アルピーヌF1チームの英国ファクトリーの所在地を意味する。30年以上にわたるF1の専門知識を生かし、BWTアルピーヌF1チームのために最先端のコンポーネントとテクノロジーを開発している。エンストン・エディションのコックピットには、モータースポーツにおけるアルピーヌのノウハウへのオマージュとして、アルピーヌのF1マシンに使用されているのと同じカーボンが装備された。

ボディカラーは、マットガンメタル。ダークな「Gris Tonnerre」とライトな 「Argent Mercure」の2色のマットグレーが用意され、マットブラックのルーフとコントラストを演出する。ルーフには、英国旗のユニオンジャックがあしらわれた。このユニオンジャックは、英国では標準装備され、フランスやその他の国ではオプションだ。

18インチのマットブラック「GTレース」ホイールとブレンボ製のシルバーキャリパーを装備した。Sabelt Racingのシートには、「Enstone Edition」専用の刺繍が施されている。

◆300hpの1.8リットル直列4気筒ガソリンターボ搭載

A110Sに積まれる1.8リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力300hp/6300rpmを獲得する。最大トルクは34.6kgm/2400~6000rpmとした。トランスミッションはゲトラグ製の7速デュアルクラッチ。動力性能は、0~100km/h加速が4.2秒で駆け抜ける。

ドライビングプレジャーを最大化するために、「ノーマル」、「スポーツ」、「トラック」の3種類の走行モードが切り替えられる。ノーマルモードとスポーツモードでは、シフトダウンやシフトアップ時にエンジン回転数を高める「スマートブースト」機能が作動する。アクセルペダルやエンジンのレスポンス、パワーステアリングの感度、シフトチェンジ、排気バルブの作動、ESCのレスポンスは、選択したモードによって変化する。ボタンを押すと、ESCを無効にできる。

ローンチコントロールを初期化した場合に、シリンダーの1つが一時的に無効になる機能を採用した。これにより、レーシングスタイルのサウンドが発せられるという。

◆アルピーヌテレメトリクスメニューを採用

7インチのタッチスクリーン、Bluetooth接続、2つのUSBコンセントなどをセットした新しい「アルピーヌマルチメディアシステム」を搭載する。スマートフォンに着想を得て、直感的な操作性を追求した。Apple「CarPlay」とグーグルの「AndroidAuto」にも対応する。

ステアリングホイールのコントロールスイッチで、音声認識を作動させ、スマートフォンのiOSやGoogleシステムを制御したり、アドレスのGoogleオンライン検索を実行したりすることができる。ナビゲーションシステムには、リアルタイムで交通情報、危険なエリア、ガソリン価格を含めたサービスステーションなどの情報を表示する。新しいアルピーヌマルチメディアシステムは、無線通信によるリモートアップデートに対応する。この接続により、たとえば、近い将来、Wi-Fi接続を追加できるようになる予定だ。

アルピーヌテレメトリクスメニューには、ターボのブースト圧、ギアボックスの温度、トルク、パワー、ステアリングホイール角度、加速度をリアルタイムで表示する。また、内蔵のクロノグラフでは、サーキットでのパフォーマンスを追跡できる、としている。

《森脇稔》

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