VW『Tクロス』、改良新型は前後マスクを一新…年内欧州発売へ

フォルクスワーゲン Tクロス 改良新型
フォルクスワーゲン Tクロス 改良新型全 10 枚

フォルクスワーゲンは7月5日、コンパクトSUV『Tクロス』(Volkswagen T-Cross)の改良新型を欧州で発表した。

写真:フォルクスワーゲン Tクロス 改良新型

◆上位グレードには9.2インチディスプレイを装備

改良新型では、前後マスクを中心に外装を変更した。新デザインのLEDヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、LEDテールライトクラスターを採用した。ベーシックバージョンには、ハロゲンに代えて、新しいLEDヘッドライトとLEDテールライトクラスターが付く。また、LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」が、Tクロスに初めて用意されている。ソリッドカラーのグレープイエローをはじめ、クリアブルーメタリック、キングスレッドメタリックの新色3色が追加された。

インテリアには、独立型のインフォテイメントディスプレイとして、8インチのタッチスクリーンを標準装備した。上位グレードには、9.2インチディスプレイが装備される。さらに、全車にデジタルメーターが標準装備された。ダッシュボードも全面的にデザインを変更し、ソフトな布張りが施され、質感を追求する。

また、空調には、バックライト付きタッチスライダーを備えたオートエアコン「エアケア・クリマトロニック」がオプションで用意されている。

フォルクスワーゲン Tクロス 改良新型フォルクスワーゲン Tクロス 改良新型

◆クラスで唯一の縦方向と横方向の車両制御を強化する「トラベルアシスト」

後席には前後140mmのスライド機能が付く。ラゲッジルームの容量は385リットルで、後席の高さまで積み込むと最大455リットルになる。リアシートを倒すと、最大で1281リットルに拡大する。助手席シートを折りたたむことも可能。リアからフロントまで続く荷室の長さは最大で2398mmとなり、サーフボードからパラグライダーまで、積載することができる。

改良新型Tクロスは、このクラスでは世界で唯一、縦方向と横方向の車両制御を強化する「トラベルアシスト」をオプション設定する車両のひとつだ。交通状況や速度に応じて、システムの制限内で加速とブレーキを自動的に行い、速度をコントロールすることができる。

トラベルアシストは、制限速度、カーブ、ラウンドアバウトも制御の対象に含めることが可能。同時に、「レーンアシスト」は、車両を車線内に維持するのに役立つ。「DSG」と組み合わせることにより、ストップ&ゴー操作を自動的に行うことができる。

フォルクスワーゲン Tクロス 改良新型フォルクスワーゲン Tクロス 改良新型

◆高効率の直噴ガソリン「TSI」エンジン搭載

マルチファンクションカメラ、ダイナミックロードサインディスプレイ、デジタルコックピット、新設計の独立型インフォテインメントディスプレイなどの装備が全グレードに装備される。

「ライフ」グレードには、新デザインの16インチアルミホイールやレザーマルチファンクションステアリングホイールなどが装備される。「スタイル」と「Rライン」は、上位グレードの位置づけだ。パワートレインには、定評ある高効率の直噴ガソリン「TSI」エンジンが搭載されている。

改良新型 Tクロスの欧州市場での販売は、2023年第4四半期(10~12月)に開始される予定だ。ディーラーへの配車開始は、2024年第1四半期(1~3月)を計画している。大幅な改良にもかかわらず、改良新型Tクロスは魅力的なベース価格で発売される、としている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『シエンタ』次期型は2027年登場か---新開発1.5Lエンジン搭載
  2. 電動軽トラ、フォロフライ「FKT」受注開始…航続225km・急速充電1時間
  3. フェラーリ・ポルシェなど7種のエンジン音を愛車で体感!「サウンドレーサーX」9月下旬に再販へ
  4. 【マツダ CX-5 新型試乗】「乗り心地」と「静粛性」は格段に進化、ここまで良くなっているとは…中村孝仁
  5. 「これ、フルモデルチェンジじゃん…」レクサス『NX』の“一部改良”にSNSも驚き、大胆イメチェンに「最高にキマってる」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
  5. 6歳でも150cmでもない?「ジュニアシート卒業」を見極める“5つのステップ”とは【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る