ドイツの雄「ウェストファリア」の絢爛豪華なRV:ボナンザ「ナゲットプラス ポップアップルーフ」…ALL関東キャンピングカーフェア2023

ボナンザ「ナゲットプラス ポップアップルーフ」
ボナンザ「ナゲットプラス ポップアップルーフ」全 16 枚

アメリカンRV専門店「ボナンザ」が初めて導入したヨーロピアンRVは70年の歴史を誇るドイツ「ウェストファリア」社のモーターホーム。余裕のある空間とヨーロピアンデザインが魅力だ。

ALL関東キャンピングカーフェア2023の会場で公開された『ナゲットプラス ポップアップルーフ』は、フォードトランジット』がベース。全長5399mm×全高2120mm×全幅2032mmという大きなボディに、乗車定員は5人、就寝定員は4人。ゆったりと優雅なクルマ旅が楽しめる。

ウェストファリアは元々、フォルクスワーゲンのクルマをベースとしたキャンピングカー作りを多く行ってきた。このモデルによく似たフォルクスワーゲンベースのキャンピングカーも存在するが、販売するボナンザによれば、こちらの方がよりキャンピングカーとしての利便性の高いレイアウトになっているという。

まず、基本構造の部分になるが、ナゲットプラス ポップアップルーフは、2列目シートが3人掛け、フォルクスワーゲン版は4人掛けになっている。ポップアップルーフの機構に関してはこのモデルが後ろを持ち上げる形なのに対し、フォルクスワーゲン版は前を持ち上げる形だ。

これにより何が変わるかと言えば、レイアウト。フォルクスワーゲン版はキッチンが左側の前めの位置に置かれ、フロアベッド展開時に使用することができない。また、乗車人数が多いというメリットがある一方で、後方へのウォークスルーが確保できないのだ。

ナゲットプラス ポップアップルーフでは、この2点の問題が解消されている。キッチンは後方に置かれ、ベッド展開時も利用可能。就寝時にベッドからトイレなどへ行く動線もしっかりと確保されている。

装備面では、300Wのソーラーパネルやリチウムイオンサブバッテリーなどを搭載。冷蔵庫や2口ガスコンロ、FFヒーター、カセット式水洗トイレなども標準装備。ガス・一酸化炭素感知器もあり、安全性にも配慮している。

サイドオーニングとアウトドアテーブルとアウトドアチェア2脚も標準装備となっているため、目的地や休憩所にすぐに屋外で寛げるというのも嬉しいところ。

なお、ボナンザはヨーロピアンRVの輸入は初めてだが、「歴史と伝統あるウエストファリアと信頼性の高いフォード トランジット カスタムがベースであることがこのクルマを選択した理由」と話す。また、同社は古くからアメリカンRVを取り扱っており、フォード車の取り扱いに対する経験も豊富だ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る