BMW『M3ツーリング』早くも改良に着手!見た目の変更は最小限? 気になるスペックは

BMW M3ツーリング 改良新型プロトタイプのヘッドライト(スクープ写真)
BMW M3ツーリング 改良新型プロトタイプのヘッドライト(スクープ写真)全 11 枚

BMW「M3シリーズ」初のツーリングワゴン、『M3ツーリング』が早くも改良に向けて動き出した。スクープ班が激写したプロトタイプの写真とともに、気になるそのスペックを予想する。

◆見た目の変更は最小限? 気になるスペックは

BMWは2000年に「M3ツーリングワゴン」を社内向けの研究開発を目的に試作車として製作した過去があるものの、当時市販には至らなかった。しかし2022年6月についに量産化、1985年から発売されている「M3」史上初のワゴンとして話題となった。そのM3ツーリングが改良に向けて動き出している。

今年に入り、『M3セダン』の改良新型プロトタイプはスクープされていたが、ツーリングの目撃は初めてだ。捉えたプロトタイプは、ボディ前後を軽くカモフラージュ。ノーズに施された迷彩柄のフロントバンパーからは輪郭が見えにくいが、インテークの形状を見れば現行モデルのバンパーと全く同じであることがわかる。

BMW M3ツーリング 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)BMW M3ツーリング 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

大きな変更が見られたのは、ヘッドライトのデザイン、特に内部LEDデイタイムランニングライトだろう。現行型のハーフカップが横に並べられたデザインから、各ランプユニットの2つのライトの間にある太いLEDファング(牙)と、各クラスターの外側の角にあるもう1つの太LEDで構成されていることが確認できる。

リアまわりも現在のところ変更は見られない。しかし、同時進行で改良新型の開発が進められている『M4クーペ』のプロトタイプでは、厳重なカモフラージュが施されていたことを考えると、今後刷新されると見てよいだろう。

現行M3/M4は、ベースモデルと同様に12.3インチのデジタル計器クラスターと14.9インチのインフォテインメント・システムをシームレスに融合させる最新デザインの曲面ダッシュボードを採用しており、キャビン内についてはこれ以上の大幅なアップデートは見込めない。トリム類の追加程度となるのではないか。

目玉となりそうなのが、スペックの向上だ。現行M3セダンでは、最高出力473psを発揮する3.0リットル直列6気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、「M3コンペティション」では同エンジンから最高出力510psを発揮する。改良新型では、525psまで向上すると噂されているため、ツーリングでも同様の改良が期待できる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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