免許返納後「タクシーGO」に変更…不安解消・経費削減につながった

免許返納後「タクシーGO」に変更…不安解消・経費削減につながった
免許返納後「タクシーGO」に変更…不安解消・経費削減につながった全 1 枚

親に免許返納をうながしたい、しかし車がなければ移動手段が減ってしまい不便だと言って返納してくれないという「免許返納問題」は私たち子世代を悩ませます。

わが家では、免許返納後に1番困りやすい生活の足を「タクシーGO」で担ってみるという方法に変えてみました。

免許返納後の生活をイメージしやすい、タクシーGOの使い方、メリットなどをまとめました。

そろそろ免許返納したい でも生活はどうする?

免許返納後に予想される親世代の「困りごと」

昨年免許を返納した実母。

親世代の免許返納は本人にとっても周りの人たちにとってもメリットが大きいにも関わらず、スムーズに返納してくれるケースは多くありません

実際、実母はもうずっと運転していなかったのになかなか返納してくれず、かなりヤキモキした期間を過ごしました。

親世代には免許返納で「困りごと」が増えるというイメージがあるようです。

免許返納後の親世代の生活をイメージする

免許を返納した場合、親世代の生活はどのように変化するのかイメージしてみることが大切です。

免許がないのだから、もちろん自分の足で移動することになります。

日々の生活でも

  • 買い物に行くのが不便になる
  • 周りにバス停がない、バスの本数が少ないなどで時間の制限がある
  • 坂道が多く歩くのが億劫になる地形で足腰、体力共に自信がなくなる

といった移動に関する困りごとは確実に出てくるでしょう。

ネットスーパーや出前、タクシーを使えばいいのでは、と私も簡単に考えていました。

しかし、親世代はネットを使って選ぶのが苦手で、タクシーを呼ぶのに躊躇する人もたくさんいます。

今年の夏のような猛暑の中、バス停まで10分以上歩くとなると身体も心配です。

護タクシーのような制度は「要支援」では使うことができず、「要介護」認定が必要になり、使えたとしても高額です。

高齢の親が坂道をあるくのは心配

タクシーGOなら呼べばすぐにきてもらえる、クレカ支払いで降車もスムーズ

免許返納後に、どのような移動手段があれば安心できるのか実母とも話して「タクシーGO」を使ってみることにしました。

タクシーGOはいわゆる「タクシーを呼ぶことができるサービス・アプリ」です。

タクシーを呼ぶまでが簡単かつスピーディー

アプリ上から簡単にタクシーを手配できるのが、タクシーGOの1番の強みです。

複数のタクシー会社と提携しているので、タクシーの手配もスピーディー。

到着予想時刻が表示されるので、どれくらいで着くのかわかります。

実母はタクシーを呼ぶにはタクシー会社に電話する必要があり、なかなかつながらない経験もあったため、スムーズに配車されることに驚いていました。

目的地を入力するので、口頭で説明しなくてよい

タクシーGOではタクシーを手配する際に、目的地も入力するので口頭で説明する必要はありません。

自分でも説明しにくい場所に行きたい場合も、説明できるかどうか不安にならずに済みます。

GO payを使えば降車もスムーズ

タクシーGOにはGO payという決済サービスがあります。

最初にアプリにクレジットカードを登録すれば、それ以降GOpayを利用するだけです。

車内決済にありがちな財布に気を取られて忘れ物をしたり、小銭が用意できずにもたついてしまったりという心配が減ります。

また決済に使うカードを親世代のカードではなく、自分にすることで遠方からでも親への支援ができます。

タクシーGOは軽自動車、普通車を所有するより安い

軽自動車や普通車を所有する場合、維持費がかかってきます

コスモ石油が算出した、車の維持費のシミュレーションによると

  • 軽自動車 年間およそ43万円
  • 普通車  年間およそ55万円

になるそうです。

参照:コスモ石油 コスモMyカーリース 車の維持費って年間いくら必要?

タクシーの場合、1週間に1万円以内の利用なら

1万円×4週間×12ヶ月=48万円

となり、普通車を所有するよりも安く、軽自動車とそれほど変わらないコストだといえます。

週に2回ほど駅前に買い物、通院が月に1回程度くらいなら車を所有するよりも安い可能性が高いでしょう。

タクシーアプリGOなら楽々移動

返納後の生活不安を解消、節約にもつながる

実母がタクシーGOを使ってみた感想は、

「思っていたよりも簡単で、キャッシュレス決済がとても楽だった」

でした。

周りに坂道が多く、バス停まで徒歩10分以上かかってしまうので、この夏はタクシーを使って涼しく移動することができたようです。

また、今は決済を両親が自分のカードで登録していますが、登録するカードを子世代のものに変えれば遠方でも援助ができます。

免許返納は移動の足がなくなるという大きな不安もともないます。

親世代が免許返納をしぶってしまうのも無理はありません。

しかしいつまでも運転するのも子世代からすると心配です。

タクシーGOの使い方をレクチャーし、簡単に使えるということがわかれば、親世代も安心して免許返納に気持ちが動くのではないでしょうか。

キャッシュレス決済にすることで交通費の見える化となり、子世代からの援助が可能になりました。

車をもたないことになり、大きな経費削減にもなりました。

まずは対応エリアを公式サイトで確認してみてください。(執筆者: 松田 潔子)

実母、免許返納後「タクシーGO」に変更 不安解消・経費削減につながった経験談

《松田 潔子》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. FJクルーザー が復活へ…トヨタ『ランドクルーザーFJ』最終デザインはこれだ!
  2. なぜ今「ダウンサス」? 車高調より安くて“扱いやすい”注目チューンの実力~カスタムHOW TO~
  3. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  4. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  5. YURTの『シエンタ』用車中泊キットが大幅アップデート、生産体制見直しで8万円値下げも実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る