「EV宿場町」をめざす小田原市…REXEV が協力、充電器の導入やEVカーシェア提供

法人向けスマート充電器のイメージ
法人向けスマート充電器のイメージ全 4 枚

REXEVは、電気自動車(EV)の普及促進やEV利用者の集客を図ることを目的とした「小田原市EV宿場町コンソーシアム」に参画し、EV・スマート充電器の導入やEVカーシェアサービスの提供に関して、神奈川県小田原市や参画企業と協力していく。

REXEVは、小田原市内の法人の社用車にEVを導入するのを支援するとともに、スマート充電器の普及にも取り組む。2020年に開始した、再生可能エネルギ一を最大限活用したEVカーシェアリングサービス「eemo」による小田原市市民・観光客向けEV利用機会を提供する。

また、小田原市内の法人社用EV・カーシェアEVを活用した電力需給ひっ迫対応や、電力コスト削減を目的としたEVエネルギーマネジメントを実施していく。地域の電力需給に応じてEVユーザーが能動的に充放電することを促す仕組みの構築に向けて検討する。

小田原市は2030年度に乗用車の10%、約9000台をEVに代替する目標を掲げて、EVの普及やEVカーシェアリングサービスの拡充を推進している。脱炭素先行地域の実現を目指して、小田原東口エリアには観光客向けEV充電器30台を新たに設置する計画。

コンソーシアムは、EVの普及を促進するため、小田原市とEV関係事業者が連携して、市内の充電インフラの新設、運営及び利用データの分析、地域の電力需給に応じたEV利用を促すサービスやコンテンツの提供に取り組むのを目的に設立した。EVユーザーと地域の電力システムに、EVの新たな価値を提示し、EVが市内を日常的に走行する「EV宿場町」の実現を目指している。

《レスポンス編集部》

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