「頭脳」を持ったワイパー、ヴァレオが IAAモビリティ2023 でデモカーを発表予定

ヴァレオのIAAモビリティ2023のブースイメージ
ヴァレオのIAAモビリティ2023のブースイメージ全 1 枚

ヴァレオ(Valeo)は8月30日、ワイピング、ソフトウェア、ライティングのイノベーションを組み合わせた「EcoSwipe」と、最新アプリを搭載したデモカーを、9月5日にドイツで開幕する「IAAモビリティ2023」で初公開する。

ヴァレオのワイパーシステムは、3Dプリントのアームとリンケージと新世代のブラシレスモーターと専門知識によって、CO2排出量を削減し、軽量化を追求する。バイオ由来の材料を使い、ウォッシャー液の量を削減する効率的な新世代「AquaBlade」も、この持続可能なシステムの一部になる。

また、AquaBlade は、ADAS(先進運転支援システム)用のセンサークリーニングソリューションを補完する役割も持つ。フロントガラスを洗浄するだけでなく、ルーフライダーが性能を発揮できるように、専用ノズルで洗浄する。

フロントガラスの霜取り、虫汚れ除去、ブレードの劣化インジケーターなど、一連のソフトウェアも、効率を高める。これらのテクノロジーはアームに取り付けられたLEDと組み合わせて、ソフトウェアで制御する。ライトは、ブレードの寿命に関する情報を表示する。ドライバーは、安全性、節約、快適性の向上の点から、交換時期を知ることができる、としている。

《森脇稔》

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