ホットハッチ新時代到来! アルピーヌ『A290』市販ボディを激写、登場時期は?

アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 16 枚

アルピーヌの新型EVホットハッチとして登場が予告されている『A290_β(ベータ)』。その市販モデルの姿がいよいよアンベールされつつある。新時代のアルピーヌは我々に何を見せてくれるのか? プロトタイプを初スクープだ。

市販時には『A290』として登場するであろうこのモデルは、EVとして復活したルノー『5(サンク)』をベースとしており、BEV用プラットフォーム「CMF-BEV」を採用する。シングルモーターと53kWhバッテリーパックを組み合わせ、2つの電動パワートレインが用意される。エントリーレベルでは最高出力218ps、最も強力なモデルでは同270psを発揮すると予想され、どちらのバージョンも前輪駆動となる。

◆新時代のEVホットハッチ、登場時期は?

アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

プロトタイプは分厚いカモフラージュで隅々まで覆われているが、ボディがローダウンされ、アグレッシブなバンパー、幅の広いフェンダーが装着されているのが確認できる。またボンネットにはスポイラーやカナードというより“土手”という言葉がふさわしいようなコンポーネントが4箇所に装着されているが、これは偽装のためのパーツと見るのが正解だろう。

コンセプトモデルは3ドア風の5ドアだったが、プロトタイプでははっきりとリアドアのノブが見えている。足回りはコンセプトモデルとほぼ同じ形状の、中央に四角いカットが入ったホイールを装着。タイヤサイズはコンセプトモデルの20インチよりは縮小されているはずだ。

アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)アルピーヌ A290 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

キャビンはこのプロトタイプから明らかなように、コンセプトで中央にあった運転席は、量産モデルでは市場に応じてステアリングホイールが左側または右側にある伝統的なレイアウトになる。それにより、3人乗りから5人乗りへと変更される。助手席にディスプレイが見えるが、これは開発用の機材だ。

アルピーヌA290市販型のワールドプレミアは2024年後半と予想される。価格は5万ドル(約736万円)と、ルノー5の2万7000ドル(390万円)より大幅に高くなる見込みだが、日本市場導入の動きも見られるという.これまでもアルピーヌ『A110』やルノースポールモデルは日本のファンの心を掴んできた。EV時代のアルピーヌはどう受け入れられるのか、注目だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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