小さいけどエントリーモデルじゃない、レクサス『LBX』日本初公開 秋以降導入へ

レクサス LBX COOL(プロトタイプ)
レクサス LBX COOL(プロトタイプ)全 43 枚

レクサスは、2023年秋以降に日本で発売予定の新型コンパクトSUV『LBX』を報道向けに日本初公開した。レクサス最小モデルとなるが「サイズのヒエラルキーを超えたモデル」として、より大型の高級車に乗るユーザーの生活の足として選ぶ一台と位置付ける。

◆コンパクトサイズだけどエントリーモデルじゃない

レクサス LBX COOL(プロトタイプ)レクサス LBX COOL(プロトタイプ)

今回公開されたのはプロトタイプ(試作車)のため左ハンドル。「COOL」というグレードで、ソニッククロム&ブラックの外装色、ブラック&ダークグレーの内装色と、その名の通り都会的な佇まいが特徴となっていた。

車名のLBXは「Lexus Breakthrough X(cross)-over」を意味し、サイズにとらわれない上質なデザインや走りを実現したクロスオーバーモデルであることをアピールする。フロントマスクは、レクサスの新たなデザイン哲学を取り入れた「ユニファイドスピンドル」となっている。

ボディサイズは全長4190mm×全幅1825mm×全高1560mm、ホイールベースが2580mm。トヨタの『ヤリスクロス』に近いコンパクトなボディながら、塊感を強調した立体感のあるプロポーションを実現している。

レクサス LBX COOL(プロトタイプ)レクサス LBX COOL(プロトタイプ)

専用開発を施したGA-Bプラットフォームを採用し、高い運動性能を実現。ドライバーとクルマとの一体感を追求したドライビングポジションとパッケージ、高い静粛性、電動化技術を磨き上げた新開発のハイブリッドシステムにより、走りの良さも楽しめるモデルとした。搭載するエンジンは3気筒の1.5リットルハイブリッドだ。内装には12.3インチのフル液晶メーターをはじめ、運転支援機能も充実する。

コンパクト車でありながら、内装色、シート素材、刺繍パターンを選び約3.3万通りの組み合わせから自分だけの一台を作ることができるオーダーメイドシステム「ビスポークビルド」も用意する。

価格は未発表。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  4. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る