ダットサントラック再来、日産『フロンティア』に「ハードボディ」を設定…米2024年型

日産フロンティア の2024年モデルの「ハードボディ・エディション」(手前)と1980年代の「ダットサントラック」
日産フロンティア の2024年モデルの「ハードボディ・エディション」(手前)と1980年代の「ダットサントラック」全 10 枚

日産自動車の米国部門は9月14日、ピックアップトラックの『フロンティア』(Nissan Frontier)の2024年モデルに、1980年代の「ダットサントラック」に着想を得た「ハードボディ・エディション」を設定すると発表した。

写真:日産フロンティア の2024年モデルの「ハードボディ・エディション」


◆レトロな雰囲気のデカールやブラックのエクステリアトリムが特長

ハードボディ・エディションは、これまでで最も象徴的な日産トラックのひとつ、D21型(1985~1997年)の「ハードボディ」に敬意を表している。ハードボディとは、9代目ダットサントラックの北米仕様の名称だ。

D21型ハードボディは、日産デザイン・アメリカが手がけた最初のピックアップトラックだった。このD21型ハードボディは1980年代、オフロードレースでも活躍している。

2024年モデルに用意されるハードボディ・エディションは、「SVクルーキャブ4x4」がベースになる。ヘリテージスタイルの17インチホイールをはじめ、レトロな雰囲気のデカール、オールテレーンタイヤ、スポーツバー、ブラックのエクステリアトリムなど、ラッドなデザインが特長だ。

日産フロンティア の2024年モデルの「ハードボディ・エディション」(手前)と1980年代の「ダットサントラック」日産フロンティア の2024年モデルの「ハードボディ・エディション」(手前)と1980年代の「ダットサントラック」

◆3.8リットル V6エンジンは最大出力310hp

パワートレインは、最大出力310hpを生み出す直噴3.8リットル V型6気筒ガソリンエンジンだ。トランスミッションは、9速ATを組み合わせる。このトランスミッションは、ロックアップ領域の拡大、レスポンスの高い電動油圧システム、長いインプットシャフトを採用することで、素早くダイレクトなシフトレスポンスを追求した。

サスペンションは、オンロード、オフロードで乗り心地とハンドリングを追求した。油圧キャブマウントが、走行時のキャビンの振動を80%低減する。クラスでは唯一となるウレタン製のバンプラバーによってダンピングを制御する。大径フロントスタビライザーとリアスタビライザーが、車体のロールを軽減しトラクションを向上させる、と自負する。

4WDモデルは、2WD/4HI/4LOモードを備えた電子制御のパートタイム式のシフトオンザフライ4WDシステムを搭載する。また4輪リミテッドスリップ制御によって、滑りやすい路面でもトラクションを確保した。2WDモデルも含めた全車に「ヒルスタートアシスト」を標準装備するとともに、4WDモデルは「ヒルディセントコントロール」も標準装備している。

日産フロンティア の2024年モデルの「ハードボディ・エディション」日産フロンティア の2024年モデルの「ハードボディ・エディション」

◆7.0インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイ

インテリアは、実用的かつモダンな雰囲気を追求した。各種情報を映し出す7.0インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイは、走行する場所を問わず、ドライブをサポートする。

日産の米国向けモデルでは初となるオフロードモードを備えた「日産インテリジェントアラウンドビューモニター」を搭載する。オフロードモードは「4LO」を選択して低車速で走る際に、車外に設置された4台のカメラ映像によって上空から車を見下ろしているかのような映像をディスプレイに映し出し、オフロード走行を支援する。

センタークラスターは、シンプルで直感的な操作ができるよう、ドライバーや乗員にとって使いやすいデザインとした。遮音材の追加やフロントドアの遮音ガラスによって、車内に入り込むノイズを低減。疲労感を軽減させる「ゼログラビティシート」によって、快適に長距離ドライブを楽しむことができる、としている。

《森脇稔》

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