【F1 日本GP】鈴鹿F1開幕…初日のフリー走行はレッドブル・ホンダのフェルスタッペンがトップタイム

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22日、三重県・鈴鹿サーキットでF1第17戦日本GPが開幕。2度のフリー走行をマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が制した。

鈴鹿F1日本GPがいよいよ開幕。初日はフリー走行1回目と2回目(ともに1時間)が行われた。会場には42,000名のファンが来場。金曜日はグランドスタンドとカメラマンエリアなど一部の席を除き自由席となっているため、人気の席は満員状態となるほどだった。

11時30分から始まったフリー走行1回目は、スタートと同時に大きな拍手が湧き上がるほど盛り上がった。最終的にこのセッションではマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2位以下を0.6秒も引き離す1分31秒647を記録してトップに立った。

フリー走行2回目がスタートしたのは15時。序盤に唯一フェルスタッペンだけがソフトタイヤで1分31秒377と、1回目を更新するタイムでトップに立った。25分経過した時点で、ランド・ノリス(マクラーレン)がソフトタイヤで1分31秒152を記録してトップに浮上。この時点で多くのマシンがソフトタイヤでアタックし、残り30分、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が1分31秒008でトップを奪ってきた。

フェルスタッペンも新品のソフトタイヤを投入。ここで一気にタイムを縮め、1人だけ1分30秒台に突入する1分30秒688を記録してきた。最終的にこのタイムを更新するものは現れず、フリー走行2回目もフェルスタッペンがトップタイムとなった。

2番手はルクレール、3番手はノリス。以下、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)と続き、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)は9番手となった。

■角田はフリー走行1回目で5番手タイムを記録

前戦シンガポールGPの予選Q1でトップタイムをマークした角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が母国GPでも魅せた。フリー走行1回目は開始直後に1周だけして長い間ピットに籠もっていたが、終盤にソフトタイヤを履くと一気にタイムを更新。全体の4番手に浮上してきた。その後ノリスが角田のタイムを破ってきたが、それでも5番手と、幸先のいいスタートを切った。フリー走行2回目は新品ソフトタイヤでのアタック時に1分32秒178と、自身のタイムは更新したものの大きく短縮することはできず、その後は決勝レースを見据えたロングランに切り替え、最終的に18番手となった。

リアム・ローソン(アルファタウリ・ホンダ)はフリー走行2回目で1分32秒141を記録して15番手でセッションを終えた。

23日は11時30分から1時間のフリー走行3回目が行われ、15時から公式予選が行われる。そして53周の決勝レースは24日14時にフォーメーションラップがスタートする

■日本GPフリー走行2回目結果

1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分30秒688
2.シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分31秒008
3.ランド・ノリス(マクラーレン)/1分31秒152
4.カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分31秒237
5.ジョージ・ラッセル(メルセデス)/1分31秒328
6.フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)/1分31秒492
7.アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)/1分31秒555
8.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)/1分31秒662
9.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分31秒710
10.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)/1分31秒739
11.ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分31秒771
12.エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分31秒794
13.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)/1分31秒797
14.ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分31秒829
15.リアム・ローソン(アルファタウリ・ホンダ)/1分32秒141
16.周冠宇(アルファロメオ)/1分32秒165
17.ケビン・マグヌッセン(ハース)/1分32秒169
18.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分32秒178
19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)/1分32秒179
20.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)/1分32秒320

《藤木充啓》

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