MINI クロスオーバー 新型にEV 2024年秋米国発売

MINI カントリーマン・エレクトリック(北米仕様車)
MINI カントリーマン・エレクトリック(北米仕様車)全 9 枚

MINIは9月18日、小型SUV『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』に相当)の新型のEV「カントリーマン・エレクトリック」の北米仕様車を、ニューヨークで初公開した。2024年秋、米国で発売される予定だ。

写真:MINI カントリーマン・エレクトリック(北米仕様車)

◆最大出力204hpのモーターを搭載する「カントリーマンE」

同車は9月5日、ドイツで開催された「IAAモビリティ2023」でワールドプレミアされた。IAAモビリティ2023では、高性能仕様の「カントリーマンSE ALL4」が発表されたが、北米仕様車はフロントバンパーやアルミホイールの形状が異なることから、標準仕様の「カントリーマンE」と見られる。

カントリーマンEは欧州仕様の場合、モーターが最大出力204hp、最大トルク25.5kgmを発生する。0~100km/h加速は8.6秒、最高速は170km/h。 1回の充電での航続は最大462km(WLTPサイクル)に到達する。

◆直径240mmの有機ELディスプレイをダッシュボード中央に

インテリアの中央には、MINIを象徴する丸型のセンターインスツルメントディスプレイを装備した。新型では、有機ELディスプレイという形で再解釈されている。MINIは自動車メーカーとして世界で初めて、全面が使用可能な丸型のタッチディスプレイを採用した。

有機ELディスプレイは直径240mmで、インスツルメントクラスターとオンボードモニターの機能を兼ね備える。フレームレスの洗練されたデザインで、上質な雰囲気を追求した。

タッチコントロールは新しいミニマルなユーザーインターフェイスを備え、インフォテインメントと空調などの機能が統合されている。シンプルなダッシュボードに丸型センターディスプレイを搭載したMINIは、クラシックMINIの伝統的なデザインを継承しているという。

MINI カントリーマン(クロスオーバー)新型のEVMINI カントリーマン(クロスオーバー)新型のEV

◆新デザインのステアリングホイール

シートの種類は豊富に用意された。新しい色や柄の組み合わせと、千鳥格子のようなクラシックなスタイルは、過去から未来への架け橋という。ラミネート加工されたシートサイドパネルを採用した。初めての試みとして、シートにはアームレストを組み込んでいる。

ステアリングホイールもデザインを見直した。標準仕様は2スポークデザインで、オプション仕様は、スポーティな形状に加えて、第3の要素として特長的なファブリック仕上げを施した。

新型は、高品質で持続可能なさまざまな素材や色、革新的なテキスタイルデザインで、インスピレーションを高めているという。繰り返し表れるカラーアクセントのバイブラントシルバーは、内外装にメタリックな輝きを放ち特別感を演出している。

MINI カントリーマン・エレクトリック(北米仕様車)MINI カントリーマン・エレクトリック(北米仕様車)

◆完全にデザインを見直したアルミホイール

新型の全長は、従来型比でおよそ130mm伸びて4433mmに。全高も引き上げられて、1656mmになった。これにより、乗員のスペース性と快適性を追求している。

完全にデザインを見直したアルミホイールも、MINIの新しいデザイン言語の原則に則ったものだ。新型のアルミホイールは、彫刻のようなスポーク構造ではなく、強い色のコントラストを特長とするグラフィックデザインに力を入れた。これにより生じるサイズの錯覚は、外向きのスポークにより、さらに強調されるという。無駄を削ぎ落としたホイールデザインは、ややコンパクトな2次元のデザインで、空力特性の向上と航続の伸びにつながる、としている。

《森脇稔》

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