ポルシェ『911』がついにハイブリッド化!「911 GTS」はモーターアシストで700psか

ポルシェ 911 GTSハイブリッド プロトタイプ エアロパッケージ(スクープ写真)
ポルシェ 911 GTSハイブリッド プロトタイプ エアロパッケージ(スクープ写真)全 18 枚

ついにポルシェのコアモデル『911』がハイブリッド化される。現在911シリーズは「992.2型」世代への改良に向けて開発が進められているが、今回初めてスポーティグレードの「GTSハイブリッド」の姿をスクープした。

◆ハイブリッド搭載で700psか

キャッチしたプロトタイプは、リアウィンドウに電動化を示す丸いイエローステッカーが貼られており、ハイブリッドであることがわかる。また足まわりには、センターロックホイールを装着しているが、ターボのようなサイドエアインテークがなく、消去法でこのプロトタイプが「GTS」と思われる。

ポルシェ 911 GTSハイブリッド プロトタイプ エアロパッケージ(スクープ写真)ポルシェ 911 GTSハイブリッド プロトタイプ エアロパッケージ(スクープ写真)

エクステリアのディテールは隠されており、ヘッドライトは古いものに似ているが、オレンジ色の方向指示器を組み込んだ新しい内部構造を備えている。フロントバンパーには、従来のGTSよりはるかに大型のエアインテークを装備、3本の水平バーとその奥に複数の垂直ストレーキを備えるアクティブシャッターインテークが見てとれる。そのアウトラインは巧妙な黒いテープがエッジの角度を隠しており、最終的には角張ったデザインが予想される。

いたるところにかなりの黒いテープが貼られているなど、まだ多くのカモフラージュが残るリアエンドだが、エキゾーストパイプはセンター寄りに配置されていることが見てとれる。また上部には、大型のリアウィングを装着するなど、さまざまなエアロパッケージをテストしている可能性がある。

現行型GTSのパワートレインは、3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力473pを発揮するが、最新情報ではハイブリッドパワートレインを搭載し700psに達するという。ただし『パナメーラ』のようなプラグインハイブリッドではなく、よりシンプルなハイブリッドを採用、燃費性能よりもパワーを優先することになる。

911 GTSハイブリッドのデビューは、最速で2023年内だが、カモフラージュ具合からみて実際の販売は2024年以降と予想している。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  3. ソニー・ホンダを提訴、米カリフォルニア州ディーラー団体「EV直販は違法」[新聞ウォッチ]
  4. 「スピーカー交換」も良し、「アンプDSPの追加」も良し。でも!?[初めてのカーオーディオ“とっておき”をプロが提案]
  5. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る