ホンダの小型EV、入院中の子どもが運転!…全米に60台納車予定

ホンダ Shogo
ホンダ Shogo全 5 枚

ホンダ(Honda)の米国部門は9月26日、小児病院に入院中の子どもを支援するEV『Shogo』を60台、全米の小児病院に届けると発表した。Shogoはホンダ社内で開発され、2021年12月にカリフォルニア州のCHOC=オレンジ郡子ども病院に1号車が“納車”されたモデルを“量産”したもの。

Shogoには、日本語で「未来に舞い上がる」という意味が込められた。ホンダの米国モータースポーツ部門の「HPD」のレーシングエンジニアによって、手作業で組み立てられる。Shogoの最初の2台は、オハイオ州とインディアナ州の小児病院に納車された。

バッテリー駆動のShogoは、4~9歳までの入院患者を支援するのが目的。病院の廊下を移動するために特別に設計されている。ハンドルにあるゴー/ストップ機構を操作することで、子どもでも簡単に運転することができる。速度は8km/hを上限に調整できるようにした。点滴用のポールアタッチメントが装備されたハンドルバーを使って、看護師や介護者が押すことも可能だ。

小さなライダーにも安全で簡単に乗り降りできるよう、ドアがない。中央に座席があり、子どもに適したハンドルが付く。車体前部にはおもちゃを入れるバケツが装備され、ホーンを鳴らすこともできる。ナンバープレートはカスタマイズ可能で、子どもの名前を表示できる。

《森脇稔》

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