BMW 5シリーズ 新型のPHEV仕様、EVモードは103km 11月に欧州で発売

BMW 5シリーズ・セダン 新型のPHEV「530e」
BMW 5シリーズ・セダン 新型のPHEV「530e」全 10 枚

BMWは9月27日、ミドルクラスセダン『5シリーズセダン』(BMW 5 Series Sedan)新型のプラグインハイブリッド車(PHEV)、「530e」グレードを11月、欧州市場で発売すると発表した。ドイツ本国でのベース価格は、6万5300ユーロ(約1025万円)だ。

写真:BMW 5シリーズ・セダン 新型のPHEV「530e」

◆PHEVシステム全体で299hpのパワーを発揮

新型5シリーズセダンのPHEVには、最新世代の「BMW eドライブ」技術を導入した。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力190hp、最大トルク31.6kgmを発生する。8速AT「ステップトロニックスポーツ」と一体設計されたモーターは、最大出力184hpを引き出す。PHEVシステム全体で、299hpのパワーと45.9kgmのトルクを獲得する。この効果で、0~100km/h加速6.3秒、最高速230km/hの性能を発揮する。

バッテリー(二次電池)はリチウムイオンで、蓄電容量は19.4kWh に大容量化した。これにより、EVモードの航続は最大103km(WLTPサイクル)に拡大した。EVモードの最高速は140km/hだ。

バッテリーの充電に関しては、出力7.4kWのチャージャーで約3時間15分。一般的な家庭用コンセントの場合、約11時間45分とした。

BMW 5シリーズ・セダン 新型のPHEV「530e」BMW 5シリーズ・セダン 新型のPHEV「530e」

◆2つの画面で構成される「BMWカーブド・ディスプレイ」

新型のコックピットは、従来モデルと比較して操作スイッチの数が大幅に削減された。これは、いっそうのデジタル化を進めたためだ。フルデジタルディスプレイの「BMWカーブド・ディスプレイ」は、12.3インチのインフォメーションディスプレイと14.9インチのコントロールディスプレイで構成されている。ステアリングホイールは、フラットボトムの新デザイン。コントロールパネルやセンターコンソールのセレクターレバーには、触覚フィードバックが採用されている。

オプションで、「BMWインタラクション・バー」を用意した。クリスタルサーフェス構造を採用したバックライト付きのバーが、ダッシュボード全体からドアパネルまで広がる。タッチセンサー付きのコントロールパネルも採用している。

新型には、新デザインのスポーツシートが標準装備されている。オプションのコンフォートシートは、電動でさまざまな調整が可能。また、新型はブランドで初めて、フルヴィーガンインテリアを標準装備した。シート、ダッシュボード、ドアパネル、ステアリングホイールなどに、動物由来のレザーの使用を取りやめた。シート表皮は、レザーに似た特性を持つ「Veganza」。オプションで「BMWインディビジュアル」によるメリノレザーのツートン内装が選択できる。

BMW 5シリーズ・セダン 新型のPHEV「530e」BMW 5シリーズ・セダン 新型のPHEV「530e」

◆ひと目でダイナミックなビジネスセダンと認識できるフォルムが目標

新型は、『5シリーズ』ならではのスポーティエレガンスを、ブランドの最新デザイン言語で表現した。目標は、『3シリーズセダン』よりも存在感があり、『7シリーズ』よりもスポーティであること。ひと目でダイナミックなビジネスセダンと認識できるフォルムを目指している。

新型のフロントには、ツインヘッドライトと最新のBMWキドニーグリルを装着した。ほぼ垂直に配置されたLEDは、ウインカーとデイタイムランニングライトとして機能する。前方に大きく張り出したBMWキドニーグリルは、ワイドなデザイン。オプションで光るキドニーグリルの「BMWアイコニック・グロー」が選択できる。

Cピラーには、「5」の文字をエンボス加工した。ダイナミックに伸びたプロポーションが、力強いリアエンドへと続いていく。クロームストリップで仕切られたフラットなテールライトは、L字型とした。新型のボディサイズは、全長5060mm、全幅1900mm、全高1515mm、ホイールベース2995mm。従来モデルに対して、全長は97mm、全幅は32mm、全高は36mm大きい。ホイールベースは20mm延長されている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『スイフトスポーツ』が2027年復活? 48Vターボ搭載で次期GRヤリスのライバルに
  2. JFEスチール、国内初のスタンプチャージ式大型コークス炉が稼働…環境負荷を軽減
  3. トヨタ『プロボックス』25年目にフルモデルチェンジか…8月のスクープ記事ベスト5
  4. 使い勝手抜群のOttocast P3 Pro・OttoSafe Cam・Screen AI徹底比較! 愛車に合うモデルと機能の違いを解説PR
  5. 【トヨタ bZ4Xツーリング 新型試乗】「これなら売れるに決まってる」ただ長くなっただけじゃない、別モノの進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る