9月の国内新車販売10.7%増、13カ月連続プラスでもコロナ前の水準には届かず[新聞ウォッチ]

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9月の国内新車販売台数が、前年の同じ月に比べて二ケタ増、しかも13カ月連続のプラスとなったそうだが、車載用半導体不足や新型コロナウイルスの影響がなかった4年前の2019年の水準は下回っており、大手を振ってまでは喜ぶこともできないようだ。

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◆登録車は7つのブランドが前年同月に比べてプラス

日本自動車販売協会連合会全国軽自動車協会連合会が発表した9月の国内新車販売台数は、前年同月比10.7%増の43万7493台。軽自動車を除いた登録車は12.5%増の27万2208台で9カ月連続のプラスとなったという。

このうちブランド別では、レクサスを除くトヨタ自動車は18.0%増の13万3695台。日産自動車やホンダなどの主要9ブランドのうち、マツダ(33.9%減)と三菱自動車(6.6%減)を除く7つのブランドが前年同月に比べて台数を伸ばした。

一方、軽自動車は7.9%%増の16万5285台で、2カ月連続のプラスとなったが、シェアトップのダイハツ工業は7.1%増の5万2708台、スズキは5万1061台で6.5%増とそれぞれ増加している。

◆国内新車販売は四半期も前年同期比プラス

また、2023年4~9月の国内の新車販売台数(軽自動車含む)は前年同期比16%増の222万台となり、上半期のプラスは2年ぶり。登録車が21.6%増の142万5758台、軽自動車が6.6%増の80 万170台だったという。

きょうの日経なども「国内新車販売16%増」などとのタイトルで報じているが「半導体不足で車の生産が滞った前年同期から改善はしたものの、新型コロナウイルス禍前の19年度と比べると15%減にとどまっている」と指摘。

◆ジャパンモビリティショーに注目

しかも「お盆明けから受注が減っている」(日産系の販売店)との声もあるとしながら、「実質可処分所得が増えないなか、新車価格の値上げを敬遠する動きがある」とも伝えている。

今月末からは東京ビッグサイトで4年ぶりにジャパンモビリティショー(旧:東京モーターショー)が開催される。100万人もの来場者を見込んでメーカー各社も「未来の乗り物」などをお披露目する予定のようたが、新車を購入する意欲喚起の起爆剤になるのか、注目したい。

2023年10月3日付

●国内新車販売9月10.7%増(読売・7面)

●急速なジャニーズ離れ誤算、広告起用企業なお慎重(朝日・2面)

日野、商用車の合弁会社復帰、不正で除名 タイ新会社にも参画(朝日・6面)

●ネクステージ業績下方修正、保険金不正影響(毎日・6面)

●秋の交通安全、事故死最少63人(産経・18面)

●インドネシア高速鉄道開業、中国「一帯一路」建設主導、経済効果拡大、延伸論も(日経・11面)

スズキ、軽・小型値上げ、4~6%、改良や原材料高(日経・13面)

《福田俊之》

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