搭乗型ロボット『アーカックス』、ツバメインダストリが出品予定…ジャパンモビリティショー2023

ツバメインダストリ・アーカックス
ツバメインダストリ・アーカックス全 8 枚

サイエンスフィクションの世界をサイエンスリアリティへ。搭乗型の動くロボット、ツバメインダストリの『アーカックス』が、東京臨海都心の東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2023」に展示される(10月26日~11月5日)。

アーカックスは、大型ロボットに乗り込んで操縦するという、多くの人が憧れた夢を実現すべく誕生した、搭乗操作型ロボットだ。日本が世界に誇る「ロボティクス」「アニメーション/ゲーム」「重機」「自動車」の分野の要素が詰め込まれている。9月から国内先行受注販売を開始した。参考価格は4億円(1年分の保守メンテを含む)。

メーカーのツバメインダストリは、「SF映画に出てくるようなロボット」を作りたいという「志」を共有する専門家の集団だ。「いつか実現するだろう」で終わっていた搭乗型ロボットをほんとうに実現するため、ツバメインダストリは活動している。

アーカックスの製品企画では「搭乗操作型」であることが重要視された。ハッチを開いてコックピットに乗り込む、一体感を持ってロボットを操縦する、そういった搭乗体験を提供することが開発コンセプトだという。

アーカックスの全高は4.5m、重量は3.5t、双腕と4脚輪を備え、関節の自由度は26。 ロボットモードとビークルモードにモード変形する。ビークルモードは前輪操舵・後輪駆動で最高速度は10km/hとなっている。

操作デバイスはジョイスティック×2、ペダル×2、タッチパネル。表示システムはディスプレイ×4、カメラ×9(切替表示)。遠隔操作もできる。

一般社団法人日本スーパーカー協会は「ジャパンモビリティショー2023」において『TOKYO SUPERCAR DAY 2023 in JMS』を開催、その中にツバメインダストリは出展する。ブースでは、約20社の出展企業による、約25台の展示が行なわれる予定だ。ツバメインダストリのほか、スーパーカー、空飛ぶクルマ、商用EV、新規格電動キックボード、車両ディテイリングサービス、ライフスタイル商品販売など、幅広いプロダクト・サービスが披露される。

No CG & Real Speed

搭乗、変形、出動! ロボット『アーカックス』はクルマ技術を結集したエンタメ業界むけモビリティ提案…ジャパンモビリティショー2023
https://response.jp/article/2023/10/28/376255.html

《高木啓》

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