ホンダ、車載ディスプレイで自宅ガレージの開閉が可能に…米2023/2024年モデル

ホンダの車載ディスプレイを通じて自宅のガレージが開閉できる「myQコネクテッドガレージ」
ホンダの車載ディスプレイを通じて自宅のガレージが開閉できる「myQコネクテッドガレージ」全 8 枚

ホンダ(Honda)の米国部門は10月3日、車載ディスプレイを通じて、自宅のガレージが開閉できる「myQコネクテッドガレージ」を、2023年モデルと2024年モデルのホンダとアキュラ全車に設定すると発表した。

myQコネクテッドガレージは、Wi-Fi未対応の製品を含めて、「LiftMaster」や「Chamberlain」ブランドなど、現在米国で販売されているほぼすべてのガレージドアオープナーに対応している。ホンダとアキュラの顧客は、「HondaLink」と「AcuraLink」の公式サイトを通じて、車両がmyQコネクテッドガレージに対応しているかどうかを確認できる。

さらに、HondaLinkとAcuraLinkのmyQコネクテッドガレージは、ジオフェンスを提供する。これは、車両がドライバーの自宅近くの指定された範囲内に入るか、または範囲外に出ると、車載ディスプレイを通じて、ドライバーにガレージドアの開閉を促す機能だ。

myQコネクテッドガレージは、HondaLinkとAcuraLinkのコネクテッドカーアプリから、まずは30日間の無料体験版として利用可能。アプリのソフトウェアを通じて利用できるテクノロジーのため、車内に新たなハードウェアを設置する必要はない。ホンダによると、初の車両組み込み型クラウドベースのガレージ制御ソリューションになるという。

myQコネクテッドガレージは、車両に標準装備されているApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」を通じて、2023年モデルと2024年モデルのホンダとアキュラの全モデルで利用可能だ。また、2023年モデルと2024年モデル以外でも、Apple CarPlayとグーグルAndroid Autoに対応しているホンダとアキュラ車であれば、この新しいソフトウェアを利用できる、としている。

《森脇稔》

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