[音響機材・チョイスの勘どころ]メインユニットは音楽好きなら“システム発展性”を要チェック!

カロッツェリア・AVIC-RQ920-DC
カロッツェリア・AVIC-RQ920-DC全 1 枚

カーオーディオシステムを成長させることに関心を抱くドライバー諸氏に向けて、それを実行する上で参考になる製品情報を多角的に発信している当コーナー。現在は、「メインユニット」のチョイスのキモを解説している。

今回も、「AV一体型ナビ」の選び方のポイントを説明していく。前回は、「Bluetooth」対応と「HDMI端子」の装備のチェックが重要だと説いたが、今回の記事では「システム発展性」に焦点を当てる。

さて、音楽を楽しむための機器として「AV一体型ナビ」を捉えた場合、ここのところは至極重要となる。なお、「システム発展性」をチェックする上では確認すべきポイントが3つある。「サブウーファー出力の装備」、「プリアウト出力の装備」、「サウンドチューニング能力の高さ」、これらだ。今回はその中の「サブウーファー出力の装備」について解説していく。

では、これがどういうものなのかを説明していこう。まず、クルマの中では超低音が不足しがちだ。なぜならば、ドアに取り付けられるスピーカーは口径的に17cmクラスが最大サイズで、この大きさでは物理的に超低音までをスムーズに再生し難い。ゆえに、クルマの中では超低音再生のスペシャリストである「サブウーファー」が使われることが多くなる。

で、もしも将来的に「サブウーファー」を導入して「低音強化」を図りたいと思うなら、「AV一体型ナビ」には「サブウーファー出力」が装備されていた方が良い。

そうである理由は2つある。1つ目は「配線作業をスムーズに行えるから」だ。「サブウーファー出力」が備わっていればその端子と「パワードサブウーファー」もしくは「サブウーファー」を鳴らすための「外部パワーアンプ」の入力端子とを、「ラインケーブル(オーディオケーブル、またはRCAケープルとも呼ばれている)にて繋げば配線作業を完了できる。

そして2つ目は、「超低音の制御がしやすくなるから」だ。「サブウーファー出力」を備えていると、併せて「クロスオーバー」と呼ばれるサウンドチューニング機能も搭載されることとなる。これがあると、ドアスピーカーと「サブウーファー」に対して、再生範囲の割り振りを行えるようになる。これができるかできないかでは、最終的なサウンドクオリティが大きく異なる。再生範囲の割り振りを行えると、高音から超低音までの一体感が出しやすくなるのだ。

今回は以上だ。次回は「システム発展性」に関するその他のポイントについて説明していく。乞うご期待。

《太田祥三》

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