トヨタ ハイラックス に「GR SPORT 2」、オフロード性能を強化…欧州仕様

トヨタ・ハイラックス の「GR SPORT 2」(欧州仕様)
トヨタ・ハイラックス の「GR SPORT 2」(欧州仕様)全 20 枚

トヨタ自動車の欧州部門は10月17日、ピックアップトラックの『ハイラックス』に、「GR SPORT 2」(Toyota Hilux GR SPORT 2)を設定すると発表した。

写真:トヨタ・ハイラックス の「GR SPORT 2」(欧州仕様)

◆最低地上高の引き上げとアプローチアングルの拡大

GR SPORT 2は、標準のハイラックスに比べて、トレッドをフロントで140mm、リアで155mm拡大した。これにより、悪天候や悪路面コンディションでも、安心感のある走りを追求している。

ワイドトレッド化と、ロール角低減による車両安定性の向上、正確なステアリングレスポンスなど、ハンドリング特性の変更により、オンロードでもオフロードでもハイラックス史上最高の走りを実現した、と自負する。アプローチアングルを29度から30度に拡大し、最低地上高を引き上げることで、オフロード性能を強化した。車高は20mm高くなっている。

最適化されたハンドリングは、振動やノイズを低減させる。サスペンションとブレーキは強化された。フロントとリアのサスペンションバランスを最適化し、よりスムーズで安定した乗り心地を追求する。大容量の17インチフロントディスクと15インチリアディスクにより、ブレーキ性能を強化した。新開発のモノチューブサスペンションにより、ハードなオフロードでの走破性を引き上げている。

トヨタ・ハイラックス の「GR SPORT 2」(欧州仕様)トヨタ・ハイラックス の「GR SPORT 2」(欧州仕様)

◆GR SPORTらしさを表現したデザイン

外装は赤いボディカラーを基本に、ブラックのオーバーフェンダーを装着した。赤いスプリングとカラードモノチューブサスペンションが、アクセント効果を発揮する。

新デザインの17インチのブラックアルミホイールに、赤いブレーキキャリパーを組み合わせた。このホイールは空気抵抗を低減し、スリムなセンタースポークによって軽量化している。

クラシックな「TOYOTA」の文字をあしらったブラックのGメッシュフロントグリルを装備した。サイドステップ、ドアミラー、ドアハンドルなどはブラック仕上げ。シルバーカラーのフロントアンダーガード、ブラックのリアバンパー、GR SPORTのロゴを採用している。

トヨタ・ハイラックス の「GR SPORT 2」(欧州仕様)トヨタ・ハイラックス の「GR SPORT 2」(欧州仕様)

◆最大トルク51kgmの2.8リットルディーゼル

GR SPORT 2には、パワフルな2.8リットルディーゼルエンジンを搭載する。この2.8リットルの直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、最大出力204hp/3000~3400rpm、最大トルク51kgm/1600~2800rpmを発生する。トランスミッションは6速ATを組み合わせた。

GR SPORT 2は、ダブルキャブのみを用意し、クラス最高の優れた耐荷重性能を維持している、と自負する。最大積載量は1トンで、最大3.5トンのブレーキ付きトレーラーを牽引できる。

エアロダイナミクス面では、新しいエアカーテン構造を採用した。新デザインのフロントバンパーは、ドラッグ効率を最適化し、ホイールアーチ内の乱流を抑えるフォグランプベゼルが特長だ。エアロスポーツバーとデッキカバーも採用している。

トヨタ・ハイラックス の「GR SPORT 2」(欧州仕様)トヨタ・ハイラックス の「GR SPORT 2」(欧州仕様)

◆ブラック基調の内装に赤いアクセント

室内は、ブラックを基調とし、モノクロームさを強調することにより、スタイリッシュな雰囲気を醸し出す。シートベルトなどには、赤がアクセントとして配された。

ステアリングホイールはパドルシフト付きで、スポーツペダルはアルミ製とした。シルバーのステッチとパーフォレーションが施されたブラックのスエード&レザーのスポーツシートを装備する。

ドアトリムとダッシュボードには、新デザインのハイドログラフィックオーナメントをあしらった。インフォメーションディスプレイとメーターにも、GRらしい演出が施されている。8インチのタッチスクリーンディスプレイで操作する最新の「トヨタ・スマート・コネクト」マルチメディアシステムを搭載した。ディスプレイのドライバー側には、アイコンのメニューを常に配置。また、スマートフォンやタブレット端末を、有線または無線でシステムに接続することも可能、としている。

《森脇稔》

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