2000万円で1グレードのみ、レクサスの最高級ミニバン『LM』日本発売

レクサス LM500h
レクサス LM500h全 51 枚

レクサスは19日、ショーファードリブンMPVとして高級ミニバンの新型『LM』の注文受付を開始した。12月下旬頃の発売を予定しており、価格は2000万円。セダンタイプ『LS』最上級モデルの1799万円、SUVタイプ『LX』の同1800万円を上回る高級車で、主に法人需要をねらう。

詳細画像:2000万円で12月下旬に発売するレクサスの高級ミニバン『LM』

初代LMは2020年、当時のトヨタ『アルファード』をベースにより高級に仕立てたモデルとして中国やアジアのショーファードリブンMPV需要に応えるため導入。7人乗り仕様だけでなく、3列目シートをなくし広い空間を贅沢に使った4人乗り仕様を設定したことで、新たな高級ミニバンの姿を提案した。

レクサス LM500hレクサス LM500h

今回日本発売となった新型は、すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることをめざし全面刷新。軽量・高剛性の新GA-Kプラットフォームを採用し走行性能を強化し、静粛性の向上を実現。パワートレインは2.4リットルの直列4気筒ターボハイブリッドエンジン(最高出力371ps)を搭載するAWD(全輪駆動)となる。

ボディサイズは全長5125×全幅1890×全高1955(19インチタイヤ装着車)、ホイールベースは3000mm。アルファードと比べると全長で130mm、全幅で40mm、全高で20mm、それぞれ大きいサイズとなる。「スピンドルボディ」コンセプトを採用したフロントマスクは、グリルとボディがシームレスにデザインされた新しいレクサスのデザインで、空力性能にも貢献する。

レクサス LM500hレクサス LM500h

インテリアは、室内高のあるパッケージを生かしながら、広く心地よい空間を水平・垂直を基調としたシームレスなデザインテーマで表現し、リビングのようにくつろげる世界観を追求した。4人乗り仕様は、前席と後席の間にパーティションを設置。上部には昇降式スモークガラスを備えプライバシーと開放感を両立させている。さらに48インチの大型ワイドディスプレイも用意。オンラインによるビジネスミーティングやエンターテイメントなど多様なシーンに合わせた使い方が可能だ。ディスプレイ下部には冷蔵庫や収納スペースを設けた。

グレード展開は「LM500h エグゼクティブ」のみで、税込価格が2000万円となっている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る