ジャパンモビリティショー2023開幕…豊田会長「MOVEには『移動』だけでなく『感動』という意味も」[新聞ウォッチ]

ジャパンモビリティショー2023オープニングスイッチオンセレモニー
ジャパンモビリティショー2023オープニングスイッチオンセレモニー全 5 枚

ジャパンモビリティショー2023」(旧:東京モーターショー)が、東京・江東区の東京ビッグサイトで開幕。報道関係者向けなどに先行公開するプレスブリーフィングの2日目は、デンソー、パナソニックグループなどの自動車部品メーカーを中心に、次世代のモビリティ関連部品や試作品などをお披露目。

きょうの各紙も「夢の操縦ロボ一堂」(読売)や「空飛ぶクルマや巨大ロボ、多彩な乗り物」(毎日)、「よりEV安く部品開発競う」(日経)などのタイトルで掲載。「個性豊かなロボットなど多彩なモビリティーが展示され、来場者の注目を集めている」、「電気自動車(EV)の低コスト化に寄与する駆動装置をはじめとした部品の出展が相次いだ」などと取り上げている。

また、会場内では主催する日本自動車工業会(自工会)が、総裁の三笠宮家の瑤子女王陛下ご臨席のもと、「オープニングスイッチオンセレモニー」を開催した。主催者を代表して自工会の豊田章男会長は「今回は、東京からジャパンに、クルマからモビリティに大きく進化して開催する初めてのショー。“MOVE”という言葉には『移動』という意味だけでなく『感動』という意味もある。移動することは生きることそのもの」などとあいさつした。

セレモニーには、いすゞ自動車の片山正則会長をはじめ7人の自工会副会長も出席していたが、モビリティショー終了後には豊田会長の後任として、次期会長候補が内定するとみられており、この副会長の中から誰が選出されるのかも注目だ。

2023年10月27日付

●ジャパンモビリティショー開幕、夢の操縦ロボ一堂(読売・10面)

●トヨタ生産全面再開、爆発事故、10日間で部品供給メド(読売・10面)

●JR東「非鉄道」模索、上場30年不動産に注力(読売・10面)

●円安150円70銭台1年ぶり、日銀緩和修正にらみ株・国債トリプル安(朝日・3面)

●EV共同開発を断念、ホンダ・GM「商品力厳しく」(朝日・7面)

●フォード25%賃上げへ、UAW暫定合意他2社スト継続(朝日・6面)

●トヨタ販売店が塗装費過大請求、大阪・顧客に差額返金(毎日・7面)

●ガソリン補助金出口遠く、石油業界など、暫定税率見直し求める(産経・5面)

●マツダの北米向けHV、トヨタからエンジン調達(産経・10面)

●佐川、宅配便7%値上げ、来春、2年連続、運転手確保へ新職種(日経・1面)

●デンソー、半導体に5000億円、30年まで、設備投資やM&A(日経・14面)

●VW、7~9月営業増益、1~9月、原材料ヘッジ4000億円損失(日経・14面)

ジャパンモビリティショーは、従来の東京モーターショーにモビリティの枠を超えて他産業やスタートアップなども加わり、装いを新たに開催するもの。一般公開は28日から11月5日まで、主催は日本自動車工業会。


ジャパンモビリティショー2023 特別編集
https://response.jp/special/recent/4115

《福田俊之》

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