ホンダ『パスポート』、オフロード仕様が性能向上…2024年型を米国発売

ホンダ・パスポート・トレイルスポーツ の2024年モデル
ホンダ・パスポート・トレイルスポーツ の2024年モデル全 15 枚

ホンダの米国部門は10月24日、ミドルクラスSUV『パスポート』(Honda Passport)の2024年モデルを発売した。『CR-V』の上に位置するモデルで、現地ベース価格は4万1900ドル(約630万円)と発表されている。

写真:ホンダ・パスポート の2024年モデル

◆専用のオフロードチューニングサスペンション

2024年モデルでは、オフロード仕様の『パスポート・トレイルスポーツ』がその性能を引き上げた。ホンダの米国向けSUVやピックアップトラックにオフロード仕様車として設定される新シリーズが、「トレイルスポーツ」になる。

2024年モデルのパスポート・トレイルスポーツには、専用の新しいオフロードチューニングサスペンションを採用した。スプリングレートの変更、ダンパーバルブのチューニング強化、スタビライザーの最適化により、オンロードでの快適性とクラス最高レベルのハンドリング性能を犠牲にすることなく、前後アクスルが逆位相でストロークする状態での性能を高めると同時に、オフロードでの乗り心地を向上させた、と自負する。

また、2024年モデルのパスポート・トレイルスポーツには、パスポートとしては初めて、オールテレーンタイヤを装着し、オフロードでの走行性能を追求している。標準装備のGeneral GrabberのA/Txタイヤは245/60R18サイズで、ダートや岩場、雪道などでのトラクションを向上させながら、オンロードでは静かで快適な乗り心地を保つという。

ホンダ・パスポート・トレイルスポーツ の2024年モデルホンダ・パスポート・トレイルスポーツ の2024年モデル

◆専用のフロントグリルやオレンジアクセントの内装

パスポート・トレイルスポーツでは、専用の内外装を採用した。エクステリアは、グリルが専用デザイン。前後バンパーには、シルバー仕上げのスキッドガーニッシュが備わる。オレンジの「TrailSport」エンブレムが、フロントグリルとテールゲートに添えられた。「Passport」と「AWD」のエンブレムは、クロームからグロスブラックに変更されている。

ピューター塗装のハイライトが施された削り出しの18インチホイールは、パスポート・トレイルスポーツの専用装備だ。フロントとリアのトレッドを10mm拡大し、安定性を向上させている。

室内では、ステアリングホイール、ドアパネル、シートにオレンジ色のコントラストステッチが添えられた。フロントシートのヘッドレストとオールシーズンラバーフロアマットには、TrailSportのロゴが刺繍されている。

ホンダ・パスポート の2024年モデルの「ブラックエディション」ホンダ・パスポート の2024年モデルの「ブラックエディション」

◆新グレードの「ブラックエディション」を設定

パスポートの2024年モデルには、新グレードとして、「ブラックエディション」が設定された。ブラックエディションは、内外装のスタイリングを強化し、他のパスポートシリーズとは一線を画すモデルになるという。ボディカラーはクリスタルブラックパールのほか、ソニックグレー、プラチナホワイト、ラディアントレッドを用意した。

20インチアルミホイールをはじめ、フロントグリル、ヘッドライトトリム、サイドトリム、ドアハンドル、ウィンドウトリム、フォグランプのアクセントをブラックで仕上げた。グリルとテールゲートにブラックエディションの専用エンブレムを装着している。

インテリアでは、ベンチレーテッド機能付きフロントシート、ヒーター機能付きリアシート、レッドアクセント入りパーフォレーテッド・レザーシートなどを専用装備した。ブラックエディションでは、ステアリングホイール、シート、ドアパネルにレッドのコントラストステッチを施し、ダッシュボード、ドア、センターコンソールをレッドのアクセント照明で照らすことができる。この装備は、パスポートシリーズ唯一という。ブラックエディションのロゴは、フロントシートとフロアマットにエンボス加工されている。

ホンダ・パスポート の2024年モデルの「ブラックエディション」ホンダ・パスポート の2024年モデルの「ブラックエディション」

◆最大出力280hpの3.5リットルV6ガソリンエンジン搭載

2024年モデルの全車に、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は280hp/6000rpm、最大トルクは36.2kgm/4700rpmを発生する。トランスミッションは9速ATで、力強くスムーズな走りとダイレクトなレスポンスを追求する。

路面状況に合わせて前後輪の駆動力配分をコントロールする電子制御4WDシステム、「i-VTM4」を搭載した。砂地、泥道、雪上など各シーンに最適化した4つの走行モードを切り替えできる「インテリジェント・トラクション・マネージメント」を組み合わせることで、さまざまな状況下で高い走破性と走行安定性を追求している。

《森脇稔》

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