メルセデスベンツ Eクラス の中国専用ロングボディ「L」にスポーツサルーン仕様を設定

メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様
メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様全 10 枚

メルセデスベンツは10月25日、ミドルクラスの『Eクラスセダン』のロングホイールベース車「EクラスL」(Mercedes-Benz E-Class L)の新型をワールドプレミアし、「スポーツサルーン」仕様を中国で設定すると発表した。

メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様

スポーツサルーンは、欧州向けの「アバンギャルド」仕様に相当する。フロントグリル中央に、大型のスリー・ポインテッド・スターがあしらわれるのが特長だ。このフロントグリルは、シングルルーバーで、クロームスターモチーフやクロームサラウンドを採用した。スポーツサルーンには、「AMGスポーツパッケージ」も装着される。フラットボトムステアリングホイールなどがセットされた。フロントグリルの周囲が光るイルミネーションサラウンドを装備することもできる。

新型EクラスLには、Unity Chinaの3Dゲームエンジンが採用されている。中国専用のAMAP上で、より詳細なマップレンダリングを実現している。システムグラフィックスには、草のアニメーション、水の反射、照明効果などが含まれており、現実世界を反映したリアルタイムの没入感を体験できるという。

メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様

自動レーンチェンジアシスト(ALC)は、SAEレベル2を強化したシステムだ。このシステムは、中国で開発された。アクティブルートガイダンスにより、ALCは中国の高速道路や都市高速道路において、部分的な自動運転を可能にする。システムは自動的に車間距離を保ち、アクティブ・ナビゲーション・ガイダンスに従いながら、高速道路を走行する。

新型EクラスLのボディサイズは、全長5092mm、全幅1880mm、全高1493mm、ホイールベースは3094mm。欧州向けの新型Eクラスセダンよりも、ホイールベースは133mm長い。メルセデス・マイバッハ『Sクラス』にインスパイアされたリアの三角窓も外観の特長だ。

メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様メルセデスベンツ Eクラス L 新型の「スポーツサルーン」仕様

MBUXスーパースクリーンを、独立したインストルメントディスプレイと組み合わせている。12.3インチの液晶メータースクリーンには3D表示機能が採用された。14.4インチのセンターディスプレイと12.3インチの助手席ディスプレイは、単一のガラスカバーの下に組み込まれている。リアシートを最大36度リクライニングさせたり、シートクッションを伸ばしたり、レッグレストを電動調整したり、ヘッドレストのネックヒーター機能を作動させたりすることができる。また、中国独自の360度アンビエント照明、ワイヤレス充電なども装備している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリス』次期型は2025年末登場か、ハンマーヘッド&新エンジン搭載でスポーティ感アップ!?
  2. 日本発の高性能EV『アウル』、最高速438.7km/hを記録…世界最速の電動ハイパーカーに
  3. 新型プリウス、クラウン、シエンタ、日産サクラで便利に使えるライティングアイテム【特選カーアクセサリー名鑑】
  4. じ~ん。ポルシェを手に入れた瞬間の幸福
  5. アルピーヌ初のEV、コンパクトハッチ『A290』欧州発表…220馬力モーター搭載
  6. フィアット『Nuova 500』モチーフのティッシュケースが登場
  7. トヨタ『カローラFX』が米国で登場…現代的でスポーティブな仕様[詳細画像]
  8. 日産『ノートオーラ』がマイナーチェンジ、90周年記念車と“大人のオーラ”「AUTECH」も新設定
  9. VANTECH、ペットとの時間を大切にする特別仕様のキャンピングカーを発表
  10. アルファロメオ『ジュニア』が「ミッレミリア」に出走…イタリアを駆ける
ランキングをもっと見る