ジャガー Eタイプ にトヨタ スープラ の直6ターボ移植で750馬力に…SEMA 2023で発表へ

ジャガー Eタイプ 2JZ
ジャガー Eタイプ 2JZ全 6 枚

ENEOSの米国部門は10月31日(日本時間11月1日未明)、米国で開幕するSEMAショー2023において、ジャガーの名車『Eタイプ』にトヨタ『スープラ』の「2JZ-GTE」型直6ターボを移植したジャガー「Eタイプ2JZ」を初公開する。

ジャガーEタイプは1961年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショーで初公開された。ジェット機から着想を得た先進的なボディラインと、最高速241km/hを発揮する性能は、1960年代のハイパフォーマンスカーにおける新たなベンチマークとなり、当時を象徴するスポーツカーとなった。

オリジナル車両の「シリーズ1」の製造時期は、1961~68年。直列6気筒ガソリン自然吸気エンジンは、排気量が3781ccで、最大出力は265hpを獲得していた。トランスミッションは4速MTで、後輪駆動。前後ともにサーボアシストブレーキを備えており、0~96km/h加速7秒、最高速241km/h の性能を誇った。

このジャガーEタイプ(1969年モデル)に、トヨタ・スープラの2JZ-GTE型3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを移植したのが、Eタイプ2JZだ。2JZ-GTE型エンジンはフルチューンされており、ボルグワーナーのEFR 8474ターボチャージャーとバイブラントパフォーマンスインタークーラーを装着した。さらに、Deatschwerksインジェクター、フルNuke Performance燃料システム、新しいファクトリーヘッドキャスト、CP-Carilloのピストン&ロッド、専用エンジンコンピュータが採用され、最大出力は750hpを獲得する。

ワイドなタイヤを収めるために、フェンダーを拡幅した。オリジナルのEタイプをモチーフにした特注のアルミホイールに、ブリヂストンの「ポテンザRE-71 RS」タイヤを組み合わせている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. スバル『クロストレック』を快適にローダウン&スタイリッシュにリフトアップ! ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る