マツダのロータリーエンジン搭載車、累計生産200万台達成…1967年のコスモスポーツから

コスモスポーツ
コスモスポーツ全 17 枚

マツダは、ロータリーエンジン搭載車の累計生産台数が200万台に達したことを発表した(10月30日)。

[写真:e-SKYACTIV R-EVのローター]

ロータリーエンジン(RE)は、三角形のローターが回転することによって動力を生む独自の構造を持つ。マツダは1967年に導入した『コスモスポーツ』にREを初めて搭載。その後も『RX-7』をはじめ、さまざまなRE搭載車を送り出すとともに、モータースポーツシーンでは『マツダ787B』が1991年のルマン24時間レースで総合優勝。長年にわたりREを量産する唯一の自動車メーカーとして、出力、燃費、耐久性などの性能向上に取り組んできた。マツダは今年6月、『RX-8』の生産を2012年に終了して以来、約11年ぶりにRE搭載車の量産を再開。12車種目のRE搭載車種として『MAZDA MX-30 Rotary-EV』をまもなく導入する。

今回の200万台達成を受けて、向井武司取締役専務執行役員は「マツダの歴史にて、『飽くなき挑戦』を象徴する特別な存在であり、世界中のユーザーに愛されてきたREの生産に再び大きな火が灯った。今後も、『飽くなき挑戦』の精神を受け継ぎ、電動化の時代でもワクワクしてもらうような魅力的なクルマを届けていく」とコメントしている。

マツダ:ロータリーエンジンの沿革

1961年 7月:NSU社/バンケル社と技術提携
1967年 5月:ロータリーエンジン完成発表、コスモスポーツ発売
1968年 7月:ファミリア ロータリークーペ発売
1969年10月:ルーチェ ロータリークーペ発売
1970年 5月:初代カペラ ロータリーシリーズ発売
1971年 9月:サバンナ発売
1972年11月:2代目ルーチェ ロータリーシリーズ発売
1973年 6月:ロータリーエンジン車生産累計50万台達成
1974年 2月:2代目カペラ発売
1974年 4月:ロータリーピックアップを北米で発売(日本名:プロシード)
1974年 7月:パークウェイ ロータリー26発売
1975年 4月:ロードペーサー発売
1975年10月:2代目コスモ(コスモAP)発売
1977年10月:3代目ルーチェ(ルーチェレガート)発売
1978年 3月:初代サバンナRX-7発売
1978年11月:ロータリーエンジン車生産累計100万台達成
1981年11月:3代目コスモおよび4代目ルーチェのロータリーシリーズ発売
1985年10月:2代目サバンナRX-7発売
1986年 4月:ロータリーエンジン車生産累計150万台達成
1986年 9月:5代目ルーチェ発売
1990年 4月:4代目コスモ(ユーノスコスモ)発売、3ローターRE搭載
1991年 6月:マツダ787Bが第59回ルマン24時間レースで総合優勝
1991年12月:3代目RX-7(アンフィニRX-7)発売
2002年 4月:RX-7最後の限定車「スピリットR」シリーズを発売
2003年 4月:RX-8発売
2011年11月:RX-8最後の特別仕様車「スピリットR」を発売
2012年 6月:RX-8生産終了
2023年 6月:MAZDA MX-30 Rotary-EV生産開始
2023年10月:ロータリーエンジン搭載車累計生産200万台達成

《纐纈敏也@DAYS》

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