レゴやマインクラフトのように組み立てるキャンピングカー!?:トヨタ『JUNO』…ジャパンモビリティショー2023

レゴやマインクラフトのように組み立てるキャンピングカー!?:トヨタ『JUNO』…ジャパンモビリティショー2023
レゴやマインクラフトのように組み立てるキャンピングカー!?:トヨタ『JUNO』…ジャパンモビリティショー2023全 17 枚

トヨタ自動車は、11月5日まで東京ビッグサイトで開催中の「ジャパンモビリティショー2023」内キャンピングカーエリアにて、『シエンタ』をベースとした自分で空間をカスタムするクルマ『JUNO』(ジュノ)を出展していた。

【画像全17枚】

JUNOは車両後部のシートを取っ払い、かわりに設置された穴の空いたパネル&フロアと、パーツを組み合わせて自由にカスタムできるインテリアパーツによって構成されている。

このパネルに空いた穴に、インテリアパーツについているアタッチメントをはめ込むことで、自分の好きな位置に簡単に取り付けができる。インテリアパーツ側、棚のような木枠の上部にも同じように穴が空いており、下部あるアタッチメントを差し込めば何段も組みあわせることも可能だ。

つけ外しはまったく力がいらず、女性や子供でも簡単にできるほど。パーツのはめ込みはかなり気持ちよく、レゴのパーツであったり、マインクラフトでブロックを組み合わせているくらいの感覚で自由に車内のアレンジが可能だった。

アイデア次第で、リビングのような配置にしたり、カフェやコワーキングスペースのようなスタイルや全部はずして床にマットを敷けば車中泊も十分可能だ。

トヨタ先進技術開発カンパニー・AD-2プロジェクト長の小林英樹氏に話を伺ったところ、JUNOは車内の女性スタッフたちの意見をもとに、女性が過ごしたくなる部屋を追求しながら開発したそうだ。

コンセプトは"女性でも簡単にカスタムできる、敷居の低いキャンピングカー"として、車中泊やキャンピングカーの入り口になるようなクルマにしたかったという。キャンピングカーとしては珍しい『シエンタ』をベースにしたのも、運転のしやすさを考慮してのこと。どこにでも行ける足として、気軽に持ち出してほしいそう。

JUNOはまだコンセプトモデルのため現状市販予定はなく、まずはお客さんの反応を見てみたいとのこと。

自分好みにアレンジしてもいいし、家族みんなでアイデアを出しながら組み上げるのも面白そうだ。自分で自由にアレンジできるキャンピングカー、ぜひとも実現させてもらいたい、ワクワクするクルマとなっていた。

《二城利月》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る