日産 フェアレディZ がオフロードを走るラリーレイド仕様に…SEMA 2023

日産 サファリラリー Z トリビュート
日産 サファリラリー Z トリビュート全 21 枚

日産自動車(Nissan)の米国部門は、米国で開幕されたSEMAショー2023において、2ドアスポーツカー『Z』(日本名:『フェアレディZ』に相当)のカスタマイズモデル『サファリラリーZトリビュート』を初公開した。

日産はフェアレディZ(輸出名:ダットサン『240Z』)のスポーツカーとしての性能を実証するために、過酷なモータースポーツとして知られる世界のラリーに挑戦した。エドガー・G. ハーマンとハンス・シュラーの両選手が乗り込んだダットサン240Zは、1971年の第19回東アフリカ・サファリラリーにおいて、初出場ながら総合優勝を果たしている。

SEMAショー2023で初公開する予定のサファリラリーZトリビュートは、このダットサン240Zに敬意を示したモデルだ。KW製サファリサスペンションとNISMO製サスペンションパーツを装着することで、車高を2インチ引き上げた。17×7.5インチのNISMO製サファリホイールにダート用のヨコハマ「GEOLANDAR M/T G003」タイヤを装着する。

パワートレインやシャシーの重要部品を保護するために、フロントバンパーガードとスキッドプレートを採用した。NISMOのオフロードLEDライトを装着することで、砂塵の多いコンディションやナイトレースに対応できるようにした。インテリアには、4点式ハーネスを装備したカスタムロールバーや、レカロ製ポールポジションシートを装着している。

サファリラリーZトリビュートでは、VR30DDTT型3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンにチューニングを施した。NISMOのトラックキャットバックエキゾーストシステム、コールドエアインテークなどにより、最大出力は400psオーバーを達成した。カーボンファイバー製エンジンカバー、大容量の冷却水タンク、ヒートエクスチェンジャー、ストリートツインディスククラッチ&フライホイールも装着している。

《森脇稔》

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